長野 国宝松本城 大天守2 | ヒロイズムのブログ

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松本城の天守閣内部は現存する日本最古の五重六階の木造建築です。最大斜度約61度の急な階段や実戦に備えた石落しや狭間、火縄銃の展示、そして最上階からの北アルプスの眺めが見どころです。

入ってすぐの地点にあったのは矢狭間、鉄砲狭間です。


矢狭間、鉄砲狭間 壁に開けられた小さな窓で、弓や鉄砲を撃つために使われました。
天守閣に入場後鉄金コンクリート、エレベータがある天守閣が多い中松本城の大天守は木造建築です。戦国時代にタイムスリップした気分になります。


壁に開けられた小さな窓から外堀が一望できます。外掘があり小窓からは弓や鉄砲が撃てる。防御力が高かった事が伺えます。

戦国時代を想わせる城内の柱 柱がたくさんあり建物の強度がしっかりしています。

石落とし 天守や渡櫓の1階部分の壁を外側に張り出させ、床下に開けた穴から石垣を登る敵へ石や熱湯を落としたり、火縄銃を撃ったりして城を守るための防御装置です。角だけでなく中央部にも設けられているのが特徴です。
·  設置場所 渡櫓、小天守、大天守のそれぞれ1階部分に備えられています。
·  独自の配置 一般的な城では死角となる角部に作られていますが松本城では角と角の中間地点にも開口部があり攻撃範囲が広げ

    られています。
·  実戦的な機能 当時は石だけでなく、熱湯をかけたり、戦国末期の主力となった火縄銃の銃口を真下に差し向けて敵を狙撃する

    目的で活用されました。

鯱真木 天守の屋根に据えられた鯱を内部から支えるための頑丈な芯木(棒状の木)。
長さ約190cmの木が棟木に取り付けられ先端の約80cmがシャチホコの内側に入り込む構造になっています。全体的に横幅が広くて厚みがあります。鯱をしっかりと支えていた事が確認できました。


壁の構造
・厚み 一・二階部分で約29cm(銃弾を通さない頑丈さ)。
· 芯材 壁の中心に木の枝を縄で絡げその内外に数層の泥や粘土を厚く塗り込んでいます。
· 木組み 柱や梁などの構造材が露出する真壁づくりです。
           

           

           
鯱 大棟(屋根)を飾る防火や魔除けの神獣です。南側が口の開いた雄、北側が口を閉じた雌で雌がやや小ぶりです。現在の天守の鯱は昭和の大修理で模造制作されたものですが元は江戸時代後期(1812年製)の鯱です。

想像より大きいです。正面から見るとこちらに向かってきそうな威圧感があります。頭、鱗、尾の部分がきめ細やかです。松本城が築かれたのは戦国時代。技術が進んでいない昔によくこれだけの物を造ったものです。素晴らしい!!!

さらに細かく展示物を見ます。続く