立山トンネルトロリーバス 富山県と長野県を結ぶ山岳観光ルート「立山黒部アルペンルート」で富山県側の室堂―大観峰 およそ3.7㎞のトンネルを架線の電気で走る国内唯一のトロリーバスです。車両の更新時期になりますが部品調達が難しくなったので今年12月1日に廃止になります。来年4月からは電気バスが導入される予定です。トロリーバスは無軌条電車なので立山トンネルトロリーバスは日本で一番高い所を走る鉄道です。
室堂(標高2450m)―大観峰(標高2316m)3.7㎞を10分で結びます。最終目的地は黒部ダム。昨年よりは余裕を持って着席できました。13時15分発 大観峰行き それでは出発します。
このバスは何回乗っても楽しいです。テンションが上がります。トンネルは立山の真下にあります。真っ暗ですが途中工事が難航した破砕帯を通ります。破砕帯の箇所は青色に光り両サイドに水が流れているのが確認できます。さぞや大変な工事だった事でしょう。室堂―大観峰間の工事があったからこそ立山を超えて長野県に行く事ができます。背景まで考えると感動します。トンネル中央の雄山付近でバスが擦れ違うのが確認できます。日本で唯一のトロリーバスに乗車できるのもあとわずかです。
13時25分に大観峰に到着 大観峰のバスターミナルのすぐそばにロープウェイ乗り場(標高2316m)があります。13時40分発の立山ロープウェイで黒部平に向かいます。