自主規制という名の下、地上波で放送される番組に真の自主性などない。
業界に喧嘩を売るような悪ふざけの多い、テレビ東京系アニメ「銀魂」。
ソフト化の際に音楽の差し替え等はいくらもあったが、2011年放送の第232話において政治的圧力に屈し、直後CSでの再放送が中止に。
商品化の際には、一部映像が黒く塗りつぶされた。
刈上げに鳥の唐揚げを投げつける描写は、同じ刈上げの心を傷付けるとでもいうのだろうか?w
2015年放送アニメ「おそ松さん」の第1話は、露骨なパロディーが災いしてか‘製作委員会の判断’という理由で欠番扱いに。
国会をも巻き込んだクレーム騒動により、2014年の日本テレビ系放送ドラマ「明日、ママがいない」はCMがなくなるという前代未聞の事態となった。
地上波・CSでの再放送もなく、国内でソフト化もされていない。
古くは刑事ドラマの名作「太陽にほえろ!」も欠番話が数本あり、萬屋錦之介版「子連れ狼」に至っては第2話「乞胸お雪」が製作会社の放送リストから外され、この世に存在しないかのような扱いに。
最近、「BLACK LAGOON」というアニメ番組で衝撃を受けた。
‘ヘンゼルとグレーテル’という双子の殺し屋。
それも、子供の。
生い立ちやその最期まで、一切の容赦はない。
東京ローカルのMXテレビとはいえ、地上波でこんなものを流せるとは!
作品自体は、12年前の再放送だった。
にしても、TOKYOMXテレビは時代と戦っているなw。