こんばんは。

クラージュ保育園のえんちょです。

 

昨日のブログで

おさんぽに出た2歳さんたちと保育者のことを

書きました。

 

大人の都合で

「おさんぽに行くことになった」

 

もっとストレートにいうと

「おさんぽに行かざるを得なかった」子どもたちが

 

自分たちの欲求充足が阻害されていることを

行動で教えてくれた、というお話です。

 

じゃあ

どうしたらよかったの?

という

今日はそこのお話をしようと思います。

 

それはズバリ

 

事前準備をどれだけしていたか

 

もう、これに尽きます。

 

よく考えたら

当たり前のことなのですが

 

私たち大人だって

今 集中してやっている仕事がある時に

急に「あ、時間になったから次これやって」なんて言われたら

 

多くの人が

今、集中してるんだけど・・・とか

え?今??急に???とか

思うのではないでしょうか。

 

ちょっと待ってほしいと伝えたとしても

「いやいやいや、みんなもやるって言ってるよ」とか

「それは、あとでもできるよ」とか言われて

半ば強引に自分がやりたくないことを

しなくてはいけなくなったら・・・

 

私は嫌です。

 

そして

それは子どもたちにとっても

嫌なことなんだと思います。

 

だからこそ

大切になってくるのが

事前準備。

 

クラージュでの

あの おさんぽに行くまでの時間を

もう一度過ごすとしたら

 

前日から

「あした、みんなでおさんぽ行かない?」

「〇〇公園まで、手をつないで行こうよ」

と話すことができたかもしれないし

 

登園した時に

「おさんぽ、楽しみだね」

「おやつが終わったら行こうね」

と子どもたちと話せたかもしれません。

 

おさんぽに持っていく水筒の準備を

手伝ってもらうこともできたかもしれません。

 

そんな生活の中に散りばめられた

おさんぽが楽しくなるような会話によって

 

子どもたちがだんだんと楽しみになって

「よーし!今からおさんぽだ!!」となったら

 

 

きっと違う結果になっていただろうと思います。

 

そんな事前準備は

保育だけでなく

 

お出かけのときや、食事のとき

お片付けのときや、寝るときにもしておくと

 

緊急事態や

余裕のなさによる衝突を

避けることができます。

 

次にわたし(大人)が

あなたと一緒にしたいことが何なのか

伝えるだけでも

違います。

 

保育も、親子の心地よい時間も

事前準備が9割です。