こんにちは。

八王子市にあります

0歳〜2歳の子どもたちとお母さんのための保育園

『クラージュ保育園』の園長 堀内です。

 

クラージュには5月、6月と

新しいスタッフが入社してくださっています。

 

クラージュが大切にしている想いと

その方たちが大切にしている想いが重なる部分が多く

あぁ、きっとこの方となら

一緒にもっと素敵な未来が創れそうだなと感じる方ばかりで

ありがたいなと思っています。

 

今日はそのうちのお一人のある先生を見ていて

嬉しかったことがあったので

それについて書きます。

 

その先生は

クラージュのFacebookの記事をご覧になって

こんな保育を一緒にしてみたいと思ったそうで

クラージュの仲間になってくださいました。

 

その記事はこちら

 

その先生が先日1歳児さんのおむつ替えをしていた時のこと。

 

先生が、目の前の1歳さんに対して

「ちょっとオムツ替えさせてもらうね」

「オムツ脱ぐよ」

「あ、いっぱい出てるね」

「あー、おしり拭き冷たいよねぇ  びっくりしちゃうね」

「ごめんね、あと3回で終わらせるね」

「はい、おしまいだよ」

と、声をかけつづけていました。

 

1歳さんは眠かったこともあって泣いていましたし

もちろんお返事はありません。

 

でも目の前のお子さんの気持ちを想像して

声をかけている姿はとても素敵で

まさにこれがクラージュの大切にしていることだな、と感じました。

 

保育の現場でも、育児書にも

「子どもの気持ちを汲んで」とか

「子どもの気持ちに寄り添って」とか

「丁寧な声かけを」とか

そういう言葉はいくらでもあります。

 

特に保育現場では

この先生がしてくださったことは、当たり前のことかもしれません。

 

この当たり前が分かっていても

実はとっても難しくて

 

毎日毎日同じことをしつづけていると

悪気なく、子どもたちとの時間が「仕事の一部」になってしまうことがあります。

 

『大人と子ども』という関係性でいると

どうしても子どもをどこか下に見てしまう。

言葉はよくないけれど、適当に扱ってしまう。

 

でも先生の関わりからは

『人と人』としての尊敬していることや

相手のことを大切に想っているということが

ひしひしと伝わってきました。

 

話している言葉だけでなく

先生自身の人柄が現れた関わりなのだと感じ

 

そんな二人を近くで見ていて

やっぱり一番大切なことはこれだよな、と思いました。

 

そしてそういう先生に

クラージュという場所を選んでいただいたことに感謝しました。

 

きっともっともっと

素敵な保育ができるんじゃないかなと思った

嬉しいできごとでした。