踏み出してしまったそんな日々の中で些細なきっかけだったと思う。寂しくて、虚しくて、ふと、誰かと話したいと思った。そしてチャットと出会った。久しぶりに知らない誰かと、他愛もない会話をするだけで、楽しかった。心がすっとして、自分がこの世に、社会に、存在してる実感にハマってしまった。顔も知らない誰かと、夜な夜なチャットでお話しをして気を紛らわせていた。でも、もちろんその先にどうなるわけでもなく、そんな勇気もなかったはずだった。