おはようございます。
12月24日(金)の朝を迎えました。クリスマスイブですね。特に予定はありませんが(笑)そんなことより、今日が終われば週末へと進めます。その喜びで一杯なskyblueです。そんな今朝は、安全地帯ソルトモ15曲目のコチラから。
「田園」♬
「田園」は、1996年7月21日発売の玉置さん11枚目のシングルです。
ここで、安全地帯のコンサートなのに、なぜ「田園」があるのか解説します。
コンサート途中、安全地帯のメンバーが手を休めました。そして、ギターを持った玉置さんにスポットライトが当たり、「カリント工場の煙突の上に」や「メロディー」のさわりを演り、
「俺、いろいろ持ってんだよ。ここからは玉置浩二コーナーということで。」と玉置さんが話し始め、玉置浩二コーナーが始まりました。
その一曲目が「田園」だったということです。玉置浩二コーナーの解説、明日に続きます。
さて、ここで「田園」の歌詞を見ていきましょう。作詞は須藤晃さんで、歌い出しはこうです。
石コロけとばし 夕陽に泣いた僕
夜空見上げて 星に祈ってた君
アブラにまみれて 黙り込んだあいつ
仕事ほっぽらかして ほおづえつくあの娘
ここは、「田園」の登場人物の様子解説にあたります。「僕」、「君」、「あいつ」、「あの娘」の状況が分かります。二番のAメロもこの構成になっています。
次に一番のサビを取り上げます。
生きていくんだ それでいいんだ
ビルに飲み込まれ 街にはじかれて
それでも その手を 離さないで
僕がいるんだ みんないるんだ
愛はここにある 君はどこへもいけない
北海道から上京し、東京という大都会のシステムにやられて弱ったことを表しているフレーズですが、「それでも その手を 離さないで」と、力強く生きていくんだ、という意志の強さも同時に表しています。そして、何より、近年のコンサートでは、最後の、
「愛はここにある 君はどこへもいけない」
を、
「愛はここにある 京都にある」
と、会場がある地名に歌詞変更し、拍手喝采を受けています。ひとつの聴きどころです。
最後にラスト部分を挙げます。
生きていくんだ それでいいんだ
ビルに飲み込まれ 街にはじかれて
それでも その手を 離さないで
僕がいるんだ 君もいるんだ
みんなここにいる 愛はどこへもいかない
一番のサビに少し手を加え、ラスト2行が微妙に変化しています。しかし、「生きていくんだ」からの3行は変わりなく、そこがやはりこの歌の強いメッセージであるとも言えるでしょう。
そして、ラストの、
「愛はどこへも いかない」
で、愛を語ります。
結局、
生きているといろいろあるけれども、諦めず頑張って、愛を持って生きていくんだ。
という強いメッセージが根底にある曲なんですよね。だからこそ、近年、skyblueはコンサート会場で「田園」を聴くと、笑顔で泣けます。嬉し涙ですね。玉置さんの体験に似た経験があるからかもしれません。皆さまにはどのように響くでしょうか?
安全地帯ソルトモで、敢えて玉置浩二コーナーを作り、「田園」を演った意義は大きく、それは翌年に繋がったのでした。玉置浩二コーナーの続編は明日に続きます。
「ワインレッドの心」が安全地帯の代表曲なら、「田園」は玉置浩二の代表曲です。それぞれの代表曲が、コンサート中盤に出てきたのは、それなりの意味があり、それはコンサート終盤まで聴いていくと分かります。そこにソルトモの意味があるのです。
これからの年末年始に、当ブログで解説を積み上げていき、まとめていく計画です。お楽しみに♬
例年なら、今頃「今年を振り返る」コーナーを展開している当ブログですが、今年は振り返るヒマもなさそうです。充実している証ですね。
今日が明るい週末へと向けたいい1日となりますようにでは、また明日
日々感謝 skyblue