誤診で命を失わない為に!
誰でもできる!【名医の見分け方】私の方法!第3回
今回は、2度目の誤診の話をいたします。
貴方の身にも起こりうることです、ご参考になれば幸甚です。
1,企業健診で、「胆のうにポリープ、要精密検診」の診断。
2,代々木にある、大学の附属病院を紹介される。
3,診断の結果、ピンポン玉位の、ポリープあり、と告知。
1週間入院して、検査後に手術の診断。
4,手術前日に、血液検査、白血球が異常値を示す!
5,再度、内視鏡にて、精密検査をする。
6,ポリープも、全くない事が判明した。
ほかの部位も異常なし! と告げられ手術は直前で回避。
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不信に思い、医師に問いただした回答。
1,何故、ポリープが見つからなかったのか?
胆のうが折れ曲がっていたため、そこがポリープに見えた!
時々ある事例です。とのことでした。
2,他に異常もないのなら、なぜ白血球が異常値を示したのか?
他の患者の、血液と入れ違えてしまった!
以上が、2度にわたる、私の誤診の経緯です。
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ある、資料によると、重大な疾病での誤診の確率は
何と約30%にも達するとのことです。
もっと怖いのは、組織検査の生検の誤診率です。
アメリカの資料ですが、
胃がんの検査の為、組織を取り生検をした場合、
生検の誤診率は、なんと10%もあるとの事です!
私は、胃のポリープを検査した時、
その組織の生検の結果は、99%正確と考えておりました。
私は、検体をリトマス試験紙のようなもので、
科学的に、●×が判断できると考えており、ショックでした。
さらに、その記事では、アメリカで10%の誤診率なのです。
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ところが、日本では、
生検のできる医師が、アメリカよりはるかに不足しており、
もしかすると30%ぐらい、誤診率があるかもしれない!
こんな恐ろしい記事でした。
さらに、生検をしても、悪性か良性か、
判断できない事例が10%程度あるとのことです。
その場合は、万が一を考えて、悪性と、回答するのです。
とりあえず、手術を薦めるのですね、
その場合、手術をしたあとに、わかるとのことです。
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私が、何を言いたいのかというと、結論として、
悪い診断が出ても
100%信用する必要はない。
癌など重大疾患では、セカンドオピニオンや、
再検査をお勧めしたい
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