21世紀美術館に今日も立ち寄る。


ここはこの前まで臨時閉館閉館していた。



令和6年元旦の能登の地震発生、


その影響でずっと閉館していた。



いち市民として致し方ないと思いつつもいちファンとしていつも気にしていたが、



。。。




ある日僕は市役所に用事て立ち寄った。



金沢市役所は21世紀美術館も真正面にある。その距離、徒歩0.5分。



この日も21世紀美術館は休みだった。



役場で用事を済ませ帰り際、


玄関口で仕事をする警備の方に質問してみた。



「(21世紀美術館を指を指して) まだ、始まらないのですかね?」



すると警備員は程よい笑顔で答えた。



「うーん、中で1部かなり壊れてしまったところがあるみたいで。。。まだみたいねぇ」




「再開予定はやっぱ出てないのでしょうね。。」



「うん、そのようだね。」




その後もしばらく閉館は続いた。




そしてある日、



ついに、中に客が入っている光景に遭遇、


その日僕は先を急いでいたので確認することはできず、



その2日後だったかに、付近を徒歩で訪れたときに中に入ってみた。



なんとも言えない、元通りの空気感、


なんかジーンと来るものがある。



しかしその日はまだ、入館可能なだけの状態で、



有料展示はもちろん、無料展示コーナーも閉まっていた。



それでも、さすが美術館。


中の内装を感じるだけでスッと癒しが来る。



この頃には余震もかなり減ってはいたし。




その数日後、


無料コーナーに入れるように。



以前のままか?そう思いながら僕は張った。




うん、、


!?いや、少し。。。?




展示物(そこは美術感溢れる書物が手に取れる形で並べられ、販売もしてるコーナー)の、



趣向が少し変わった気がする。




美術感と言うものは当然多岐にわたるのだろう。



以前までそこにあった本たちはとても魅力的で美しくユーモアセンスも溢れ素晴らしいものたちだった。



気のせいか、少し雰囲気が変わったのだろうか。。。




相変わらず素晴らしい美術本たち。


いろんな意味て調和の保たれた展示、




ただ、以前より、





。。。




戦争、虐待、生死、



なにかそう言ったものに訴えかけるものが、以前より目についた気がして。



気のせいだろうか、だったらごめんなさい。



でも。。。




それでもそれは魅力的なものには変わらない



目の前の一冊を手に取ってみる。



。。。



そしてもう一冊、



またもう一冊。





ときおり込み上げてくるものを押さえながら。。。




僕は、はと、気付かされた気がした。




そうか、


芸術であれば、これは表現できるんだ。。。




これらのとこを文章とか言葉て表したら、



とんでもない文や言葉になる。



そんなの露骨すぎて、展示なんて無理。





だけど、



美術品だから、出きることがあるってことか。。。





僕は美術家ではない。今のところ。



おっさんだし、


でも興味はある。




そーか、それも美術も役割か。




そんな、わかったような気になってしまった、


受難後の21世紀美術館訪問だった。