日本国内完結型の体外受精・着床前診断で産み分けを実現
産み分けを希望する方の悩み
産み分けを希望される方の中には、すでにお子様がいらっしゃることで、周囲から体外受精(IVF)や着床前診断に対する理解を得られないという悩みを抱えている方が多くいらっしゃいます。どんなに悩んでいても、自然妊娠で授かったお子様がいることで、その悩みが伝わりにくいのはとても辛いことだと思います。
しかし、IVFや着床前診断を行うことで、安全に希望する性別のお子様を授かる可能性があるのです。初めての体外受精でも、丁寧にサポートしますので、安心してご相談ください。
初めての体外受精(IVF)でも安心!産み分けのためのステップ解説
体外受精(IVF)は、自然妊娠が難しい場合に使用される不妊治療の一種です。
卵巣刺激: 薬で卵子を成長させます。
採卵: 成長した卵子を取り出します。
受精: 精子と体外で受精させます。
胚培養: 数日間培養して健康な胚を選びます。
胚移植: 健康な胚を選び子宮に移植します。
初めての体外受精(IVF)の流れ
体外受精は、自然妊娠と同じ原理ですが、体外で行われるため、治療のプロセスを正確に理解することが大切です。特に産み分けや着床前診断を希望する方は、体外受精が必須になりますので、理解を深めておくことが大切です。
分からないことだらけだと思いますので、なんでもお問い合わせくださいね。
詳細な手順やリスクについては、日本産婦人科学会のガイドラインにも記載がありますのでご参考までに。
安全で確実な輸送システムの仕組みと利点
これは、どういうことかというと、
1. 日本のクリニックに、弊社専用のフォームを使って記載してもらい管理システムを作る。
2. レポートやDNAを入れるPCRチューブへの記載は、日本とタイで同じ記載とし、間違いを防ぐ
3. DNA移送中は、担当者と密に連絡を取り合い、現状でどの場所にDNAがあるのか、明確に把握できるように心がけます。
専門業者を使うことで、輸送による安全性はどの部分で確保できるのか
1. 業者の保険が使えること
2. 業者ならではの完璧な凍結システムで安全に運べること
3. リアルタイムで温度モニタリングが分かること
4. 輸送中の状況をすべて透明化してお客様に報告できること
5. 航空法に詳しいプロに依頼することで、リスクなく安全に輸送ができること
-クリニックが、生検をし、凍結DNAの準備をする
-準備完了の連絡がきたら、クリニック、輸送業者の間に入り輸送日を決定。その後の日本出発からタイのクリニックでの受け取りまで、スケジュール管理も統括して行う。
これにより、プロの輸送業者の権利を借りつつ、クリニックを通さずして、全行程をクライアント様に説明することがスムーズになります。
日本国内で生検、タイで最新技術を使ったDNA解析
この機械は、Illumina MiSeq です。(通常、よく使われているもの)
今回、私達が使うのは、AVITIという最新の次世代シーケンサーです。AVITIは、
が開発した解析装置で、現在の市場で最も革新的な技術をもちます。
AVITI vs. Illumina技術の比較
AVITIとIllumina MiSeqは、どちらも次世代シーケンシング(NGS)技術を利用した胚の解析ツールです。以下の比較は、特にモザイク胚の解析において、どの部分においてAVITIが優れているかを示しています。
1. 解析精度の向上
AVITIは、モザイク胚や染色体異常の検出する際、従来のIlluminaに比べて高い解析精度を誇ります。特に、少量のDNAサンプルでも正確な結果を得ることが可能です。
2. 誤判定のリスク軽減
AVITIは、より正確なDNA検査を提供し、誤診のリスクを減らします。この技術により、従来の方法では移植不適と判断された胚でも、適したものと判断される可能性が高まります。
具体的な研究データは、MDIDの論文やこちらのJAMA Networkの研究をご確認ください。
モザイク胚解析の改善点
AVITIを使用することにより、従来は「異常」とされていたモザイク胚でも、移植が可能であると判断されるケースが増えています。最新の研究によると、モザイク胚の一部は自己修復能力を持ち、健康な赤ちゃんを生む可能性があります。この技術の進化により、モザイク胚の検出精度が高まり、妊娠成功率の向上が期待されます。
モザイク胚とは、一部の細胞に異常がある状態を指します。異常細胞が少ない場合、健康な妊娠につながる可能性があります。詳細は、厚生労働省のガイドラインをご確認ください。
FAQ — 着床前診断の疑問にお答えします
着床前診断(PGT-A)とは
Q: 着床前診断(PGT-A)とは?
A: 着床前診断は、体外受精で得られた胚の遺伝子を調べ、性別や染色体異常を確認する技術です。妊娠する前に胚の状態を確認し、希望する性別を選んで移植することが可能です。
安全な胚輸送のシステム
Q: 胚の輸送はどのように行われますか?
A: 胚は、専門の輸送業者CryoportやBiocairを通じて、安全に輸送されます。リアルタイムのモニタリングを行い、温度管理やDNAの取り違えがないよう徹底管理が可能です。
最新解析機器「AVITI」の特徴
Q: なぜ「AVITI」が優れているのですか?
A: 「AVITI」は、次世代シーケンシング技術を用いた最新の解析装置なので、従来の技術では異常と判断されたグレーゾーンの理由を解明できるため、正常と判断される胚が多くなること。また、モザイク胚の詳細が診断できるため、モザイクでも移植可能かどうか判断できます。上記により、移植できる胚の数が増え、妊娠成功の可能性が広がります。
正常と異常な細胞が混ざるモザイク胚
Q: 「モザイク胚を移植しても安全ですか?」
モザイク胚を移植したら、安心とは言い切れません。ですがAVITIをつかうことで、異常細胞と正常細胞の割合を正確に把握できるため、低レベルのモザイク胚(異常細胞の割合が少ない胚)は、正常胚と同じように安全に移植できる可能性が高くなります。
近年の研究では、モザイク胚でも成功する妊娠例が報告されており、AVITIのような高精度解析を使うことで、判断の信頼性が向上しています
具体的な研究データは、MDIDの論文やこちらのJAMA Networkの研究をご確認ください。
Q: AVITIを使うことで、どれくらい成功率が上がりますか?
AVITIを使うことで、正常胚の移植成功率が10〜15%向上するという報告もあります 。これは正常胚の誤判定が減少すること。従来の技術では見逃されがちだった正常胚や低レベルのモザイク胚が、AVITIにより正確に判断されるためです。
Q: 産み分けのリスクはありますか?
期待通りの結果が得られなかった場合の精神的負担が大きいです。特に産み分けの方はお子様のいらっしゃる方が多いので、体外受精までして成功しないということを理解しにくいです。
また、着床前診断(PGT-A)を行う際には、胚に負担がかかります。そのため、培養施設を充実させること、熟練した培養士に依頼することで、リスクを最小限におさえられるため、技術の持ったクリニックを探すことが重要です。
まとめ
このプログラムは今いるお子様のケアをどうしたらいいのか。海外への渡航への準備の大変さ、失敗したらどうしようという心配事を少しでも軽くしてもらうよう、心をこめて作った国内完結型の日本唯一のプログラムです。
タイの最新技術、日本にいながらにして産み分けを成功させることができるようにと。
2009年よりタイにて1500ケースを超える産み分け経験のある弊社が、輸送システムの安全性と、世界的に評価されている最新解析AVITIを味方につけて、日本にいながらにして、豊富な経験を生かすべくアドバイスをしながら、産み分けを望むご家族に、信頼性の高いサービスを提供します。
まずは、お気軽にお問い合わせください。
どのような質問も受け付けます。