先日、こんな話題でブログを更新していたら
偶然にも大学病院時代の同僚達と渋谷で飲み会があった
中には10年ぶりくらいの人もいて
「夢実さんあの頃と全然変わって無いね～
」なんて言われて
素直に嬉しかったな～～
「夢実さん、あの頃から色々見えてたから今のお仕事合ってるよね～
」
「夜勤一緒にしていると”あ、いま誰かそこを通った！！”
とかしょっちゅうだったから」
そうなんですよね～
私結構見えちゃって
その点で有名だったナースでした（笑）
整形外科病棟から
中央手術室へ異動になった初日も
ある番号の手術部屋に入ろうとして
（大学病院なので手術部屋は10室以上あります）
いきなり後ろから見えない人に右肩をつかまれました（笑）
後から聞いたら
あの手術部屋は霊が出るので有名だとか
・・・おっと。話がずれた（笑）
スピな話はまた後日に取っておこう
こんなに大好きだったナースのお仕事も
と～～っても複雑な事情で
クリニックを転々とする
ジプシー生活となり・・・・・
朝を迎えると
ため息ばかりの日々に変わり
精神薬に頼ることもあり・・・・
とうとう
派遣ナースのお仕事に落ち着くことになりました
（派遣ナースは２～３ヶ月に一度更新があるので、
合わなければ無理をせず
気軽に職場をチェンジできるのです）
そして私はあえてクリニック勤務を退き
初めて老人福祉のお仕事にチャレンジすることに
おじいちゃん、おばあちゃんとの生活は
のんびりとしていて癒されました
だけど・・・
高齢で老衰していく入居者の姿が辛すぎました・・・
だんだん赤ちゃんのようになっていく・・・
泣く、わめく、暴言を吐く
殴る、つねる、引っ掻く・・・・
意味不明な行動をとる・・・・・
（真夏なのに冬物のコートを重ね着して
脱がしてみたら体にトイレットペーパーが何個も巻ついていたり）
そして
ちょっとした事が原因で
そこから寝たきりになりあっという間に食事ができなくなり
そして・・・
天国に逝ってしまう・・・・
あ～私って感情移入しずぎだと看護学生時代
指導者に叱られたけど
私は辛くて耐えられなかったんです。
エンジェルケアと言って
亡くなって冷たい死後硬直が始まっている
大好きだったお年寄りのお体を拭き
死化粧を施し
元気だったころ好んで着ていたお洋服やアクセサリーを聞いて
それを身につけていただき・・・・・
そしてこの場ではリアルすぎて書けませんが
色々な死後の処置があります・・・
私の母を２０年前に同じように送ったことが
リアルに蘇ってくる・・・・
人は亡くなると
魂が抜けて
ただの入れ物のようになってしまいます・・・
人間って
本当はオモチャみたいで
電池を外すと
硬くて動かない物になっちゃうというイメージになっていきました
死が常につきまとう
そんな環境でしばらく仕事をしていましたが
ある時
「私はどんな死に方をするのかしら」
「あの人みたい？それともあの人？」
こんな事を
歩いている時、電車に乗っている時
美味しい食事をしている時
楽しくゴルフをしている時
ぼんやり考えてしまう自分がいる事に気づきました
つづく（笑）
（本当は今回で終わらせる予定でしたが
書いているうちに長くなりすぎたのでまた続きます）
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最後まで読んでいただきありがとうございました
