
主人公のミカゼちゃんは旅先で訪れた縁日で金魚すくいをし、飼育し始めます。
それをきっかけに魚料理を残酷に感じ拒絶してしまいます。
あまりにも優しすぎたため肉も食べれなくなり野菜で過ごすようになります。
そんなある日、足をもぎ取ったバッタを男子がクラスに持ち込みます。

男子は100円でバッタをミカゼに譲ります。
ミカゼは生きて欲しいと願いますが、バッタは死んでました。
その男子は「あのバッタすぐ死んじゃっただろ、10円で他の売ってやるよ」と言います。

激怒するミカゼ。

「おまえーっ、人間がなー、バッタをなー!」



ミカゼは男子に飛びかかります。
「おまえも、手をもいでやる!」

友達のユカちゃんが先生に言っておさまりますが、ミカゼちゃんは登校拒否になってしまいます。
ユカちゃんはクッキーを持ってきます。
ミカゼちゃんは肉や魚は食べないと言います。
「植物だって生きてるんだよ」
ユカちゃんに言われて何も食べれなくなってしまうミカゼちゃん。
生きづらさを感じるミカゼちゃんに目が離せません…