母は身体にカフェオレ斑イボが沢山ありました。
ただ顔や腕や足にはあまりなく、服を着るとあまりわかりません。
母に、そのことは言ったことはなく、母も言いませんでした。
私は人が気にしているだろうと思う所は小さいときから言わないタイプでした。
そしてこのことに触れるのはタブーに思えました。今まで話したことがあるのは父だけで、それも母の死後です。
治療している様子はありませんでした。
母の兄弟の一番上の姉は顔にもあり全身にあるようで、正直可哀想でした。
しかしながら結婚をして出産してます。その後働いてもおります。
母は兄弟が沢山いました。
そして母の兄弟のイトコとお風呂に入る機会がありました。
イトコの背中を見て驚きました。
あのカフェオレ色の染みが沢山背中にあるのです。
まだお互い小学生の時でした。
イボはないようでした。
そして釧路に住んでいた母の兄弟の奥さんが父に言ったそうです。
うちの旦那の体はおかしい、おたくの奥さんは大丈夫かい?と
父はなんともないと嘘を言ったようです。
この話は母が亡くなってから聞きました。
母の兄弟は、ほとんどこうだったのだと思いました。
そして、ネットで調べたら病名がありました。
難病指定になっていました。
遺伝するようです。
私は父のおかげで色白で綺麗な皮膚でした。
ただ太ももにカフェオレ斑が直径三センチくらい。かなり薄いのが1つあるだけです。
これくらいなら全然です。
これは孫にも遺伝するようです。
娘も赤ちゃんの時からお腹に1つカフェオレ斑があります。これまた薄くて、普通は見えないと思います。
眉毛近くにある腫瘍が、もしかしたらレックリングハウゼン病の遺伝からではないかと心配しています。
検査結果手術出来ませんでした。
前髪で隠れて普段は目立たないので経過観察しています。
こんなところで悩むとは遺伝の恐ろしさがあります。
レックリングハウゼン病は悪性腫瘍のリスクが高いのです。母の兄弟もほとんどガンで亡くなっています。
私も身体には症状がないとはいえ保有者なのでしょう。
私より娘が心配です。どうか何事もなく大人になり社会生活がおくれるよう祈るばかりです。
ちなみにイトコは背中にありましたが、服をきていたら分かりませんでした。
他にもイトコは沢山いますが、見たところ綺麗です。
母は体ではかなり悩んでいたと思います。
乳首も変形しており、母乳は無理でした。
私が、何もなく産まれて喜んでいたのは父でした。 肌が綺麗だ綺麗だといつも言っていたから。
画像は検索しない方がいいです。ショッキングです。