昔から美醜に関する物語が好きでしたが、特に漫画で絵が上手い方、私このみの作画だと更に良いです。
美しい少女の持っている特権。美しい絵によって更に際立ちます。
久々にそんな漫画に出会いました松浦だるま先生作品「累かさね」です。
最初を見てビックリ、主人公が「私がモテないのはどう考えてもおまえらが悪い」の、もこっちにソックリだったのです。
そこからして「わたモテ」ファンは気になるかもしれません。
しかしこの漫画の主人公は本当に醜い容姿で、容姿が性格に与えるものの大きさが分かります。
主人公は魔法の口紅によりクラス一の美少女と入れ替わります。
小学校の学芸会で、美しい姿で劇をします。
初めて感じる「美しいものへの称賛と羨望」そんな眼差しをうけ、それから口紅の力を借りて顔を変えます。
ただ時間制限があります。
まだまだ続いていて先が楽しみです。今は10巻まで出てます。
なんせ楽しみが出来て嬉しいですね。
他にも美醜に関しての漫画は、耽美な絵柄が息を呑む、まつざきあけみ先生や醜い母親と美しい娘が入れ替わる話を書いた「洗礼」の楳図かずお先生が飛び抜けてうまいと思います。