
グラスハウス2 2006年アメリカ
両親を亡くした姉と弟が里親に引き取られます。広く凄い豪邸で何不自由なく暮らして行けそうでしたが…
母親が潔癖症で完璧主義。掃除して料理を作るけど子供の分はなし。(理由は忘れてしまいました)
父親は「子供たちの分は?」と聞くけど『チキンと豆とワイン完璧だわ。カンペキッ』と自分の世界に入ってます。父親弱すぎて言いなりです。
子供達はお腹すかせて食パンにピーナッツバター塗って台所で食べてたけど…外人ってピーナツバター好きなのかな?よく出てくるけど。
それからは食べ物は与えられますが、姉は洗い物してわざと割れた食器を義理母に入れられケガをするけど病院には行かせてもらえず、元看護士の母親が傷を縫ったり、 弟は段々弱り寝たきりに…前の里子は何人も同じように死んでいた…。(そんな何人も死んでる家によく里子にいかすよなぁってつっこみたくなりますが。)
母親が看病して自分の欲求を充たすために毒を盛ってたのです。けして子供のことは嫌いじゃなく愛してはいるのですが、看病することで自分の存在意義をわかってもらおうとしています。
母親として完璧であろうとしすぎ、精神がおかしくなってました。
代理ミュンヒハウゼン症候群っていうみたいです。虐待の一種です。
潔癖症すぎて子供の体を洗剤でゴシゴシ洗ってたり。
偶然見た映画で古いかと思ったらパソコン出てきたから案外新しいんだなと思いました。
玄関のドアも内側に鍵がかかってて閉じ込められた状態に。早く逃げてと祈るような映画でしたね。
けして好きな部類の映画ではないです。
ただ、こういう虐待もあるのだと。それが映画の主旨だとは思います。
※以前書いたものを少し訂正、加筆し、載せました。