函館の男児が見つかり、思い出したことがあります。
私が幼稚園の時に、幼稚園の同じ組の子と、その子の母親、私の母親。 四人で、生協に行ったのです。
生協から私の家まで徒歩片道35分くらいです。
なんと私は、友達に「帰ろう」と、言って一緒に自宅まで行きました。生協から歩いて帰るなんて初めてです。
不安は少しありました。でもほぼ一本道で、少し自信があり、冒険している気分になりました。
友達は「大丈夫かな…まだ着かないの?」
不安げでした。
友達の母親は当時にしたら珍しく、女性ですが自動車を運転していました。
母親二人が、私達を探しに来ました。
自宅の庭に居た私達は、物置の近くに隠れました。(自宅は誰もいないので、カギがかかっていたようです。)
何故隠れたか? 怒られるからです。
結局すぐに見つかり、友達は「ななちゃんが~連れてきた~(泣)!」と泣きながら連れて行かれました。(その通りです。そそのかしてすまない)
凄い怒ってる友達の母親とは反対にうちの母親は、やれやれ顔で「警察に届けるとこだったよ。しかし、よく歩いて来たね」
私は、反対に感心されたのです。少し目を離したのも母親は悪かったと思ったのか…最初は母親の姿が見えなくなり、探したんですが、居なかったから帰ったのです。
幼稚園児とはいえ、結構歩けます。それが七歳の男児ならもっと体力があるでしょう。
私が親にムカついて家出を考えたのは何歳だったのか?
結構幼かったかも…
実行もせず、すぐにやめましたが(笑)
父親に置き去りにされて、泣きながらずっと歩いた気持ちは…?
「家に帰りたい」
本当のことは分かりませんが。。