昨日、報道ステーションを見ていたら、囲碁の人工知能が韓国の囲碁名人に勝利したとのことでした。
私は凄い!とかじゃなく怖いな…って思っちゃうんですよね。
古舘伊知郎も「人工知能が感情を持って人間を支配してしまうとかね、映画ではよくありますよね?」
と言っていて、あ~同じようなこと思ってるんだなぁって(笑)
私の場合は幼少期に見た手塚治虫の「火の鳥未来編」

電子頭脳ハレルヤが政治を動かしてます。電子頭脳同士が喧嘩をして核戦争が始まるんですよね。

こういう作品を小さい時に見て、怖さを刷り込まれてるんです。
しかし、もうこれ40年前の作品なんで、手塚治虫の先見性は凄いなと思います。読み返して見ましたが、やはり憂鬱になりますね。絵柄も話も魅力的だけど、手塚治虫の話は読むと宇宙の神秘に到達してしまう。人間の痛い所を棒で突かれて、えぐられるようです。
他にも、コンピューター社会の警告を描いた楳図かずおの「わたしは真吾」。

この作品も携帯電話が普及する前です。楳図かずおの後期作品はもう哲学的です。