私がハタチくらいの時に、どこでどう知ったのか?タイトルまで手に入れて、近くの書店で二冊注文したのです。(今、手元にありません)
その一冊が丸尾末広作「夢のQーSAKU」です。

短編集です。
「腐ッタ夜・エディプスの黒い島」は江戸川乱歩の芋虫からだと思います。奥さんではなく娘さんに世話役が変更されてます。丸尾末広先生は「芋虫」という江戸川乱歩の作品を一冊漫画にしてますが、短編を読んだだけでダメージが強いです。
長編は読む勇気ありません汗。
「学校の先生」は珍しくボーイズラブ的な作品です。
学校の先生(おじさん)と若い美少年。これは「ベニスに死す」の影響うけてますね。

タイトルからして夢野久作ですもんね。
本を手放した理由は、あまりのエログロについていけなかったから。絵柄や話など好きのも沢山ありますが、病んでしまいそうになります。
でも厠之助がまた見たい所ではあります。
初期の絵はやはり素晴らしいです。