いつか森で会う日まで | シン・135℃な裏庭。

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~最後に自分を許すのは、自分。

最後に自分を救済するのも、実は自分だ。

私はそう思っている。

なのもかも、命さえもお金に換算されてしまう、この世界で、生きていくのは、とても疲れるし、しんどいことだ。

できれば樹のように、静かに生きたい、そう思うかもしれない。

でも、人は樹に学ぶことはあっても、樹になることはできない。

人は人だから。

動きまわって、考えて、消費して、生きていくしかない。

一本の樹と同じように、生き物として私も地球に存在している。

それ以上の意味を問うことをやめた。

私は存在し、表現したいと望んでいる。

それがすべてだ。

この生き難い人生を生き抜くために、カミ様はたぶん人間に、子供時代とそれに続く思春期を与えてくれているのだと思う。

生命の塊のような時代を、人はみな心に秘めている。

だから、どんなに呪縛が強くても、封印は必ず解かれる。

たとえ今、流れる血は眠っていても、その血はいつか必ず目覚める。



地下鉄の

鉄骨にも

一本の電柱にも

流れている血がある

そこでは

血は

立ったまま眠っている






~『いつか森で会う日まで』より~
田口ランディさん。



田口ランディさん、好きすぎて。
もう、そのご著書はほとんど読んだかな?と思っておりましたが、図書館でみつけてしまいました。

田口さんの屋久島紀行の物語?ドキュメント?
分類はわかりませんが、山下大明さんの写真がまたすごいんです。

田口さんの文章から立ち上る、湿度、草いきれの強い芳香、あまたの緑色、雨、水滴、涙、心、魂、肉体、エロス、、、

この文章と寸分の狂いのない写真。。。

私は好きな作家さんができると、その人のすべての作品を読んでみたくなります。

その人の深度みたいなところに共鳴して、夢中になり、ため息をつく。

はあ、、すごい。。と。

どうしてだかわからないのですが、このブログは本ジャンル?かなんかにいつの間にかなっているんですよね笑

設定した記憶が全然ない。。

で、最近、あんまり本を読まないので、感想もないし、好き勝手なことを細々と書いていましたが、久しぶりの田口ランディさんでした。

田口ランディさん。。

ほんと好き❤❤❤