２つ前ほどのブログではフィーリングが合うということを書きました。今日は正反対に近い人のことを。
先日、美容室に行った時に、担当して下さった若い女性のお話です。
首と顎の細い線が重めのブラウンのボブでとても美しく映えていたおしゃれな方。（ようやくカットを任されるようになった年の頃でしょうか)
彼女は今、歯の矯正中だということでした。裏側から見えないような施術を施しているから、結構なお値段だったという。
顎が細くてどうしても歯がガタガタにはえてくるのがずっと気になっていたのでしょう。
私が感動、感心したのはここからです。
彼女は、その費用１６０万を一括で払います。
なんと彼女、社会人一年目にして１００万貯めていたんだそうです。
高校生の時のバイト代をほとんど使う暇がなかったそうで（美容学校にも通っていたから)なんなく貯めてるんですよね～
きちんとおしゃれさんだから、服も買うんだけど残るんだと、姉と同居してるから、上手いこと着こなせるお互いに。なんて涼しげに語ってましたけど、
私、すごいな～と、ほんと感心しました。
美容師さんって若手の頃は、ものすごく薄給だと風の便りでよく聞きます。
私が同じ立場なら、常時金欠です。
人って、お金のこと考える時に、どうしても「もっと〇〇だったらな～｣と、不足分を夢みる、願うと思うのだけど、彼女はそうではないと教えてくれています。
きっと、強い意志があって、そこへのパーセンテージが高く、無駄を省くのがとても上手く、自然にできる人なんだろうな～と、私は興味津々で彼女のとつとつと語る話、全体の動きを見つめ続けていたんです。
なぜなら私が持っていない知恵とやり方をお持ちだからです。
＊ここでは、歯の矯正のこととかは全く問題ではありません。「あり方｣という部分。
きっと彼女は、なにかやりたいことがこの先出てきた時には、また涼しい顔で、無借金ではじめたりするのでしょう。
身軽でかっこいいです。☆
もう一度言います。
彼女は薄給時代から（現在進行形)すでにお金持ちなんです
勉強になります
＊カットも上手です