受けた恩のありがたみに突如泣けた日。 | シン・135℃な裏庭。

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信号待ちをしていると、かつて勤務していた所の会長を見かけた。☆


窓を開けて会長~~!と声を掛けたかったけど、かなりのご高齢でビックリさせて転倒でもしたらまずいし、ここは、福岡の天神で人と車の往来が多いから、懐かしい会長の姿を車内から見つめていた。


個人商店に近い小さな会社だったけど、あの頃の私は、今思うと、顔から火がでるほど不真面目でいい加減で気分屋だった。


今からすると相当のんびりした時代とはいえ私は社内でもかなりの問題児で、いろんな人に迷惑をかけながら辛うじて仕事をしていた。


ふと、涙ぐんでしまった。


ほんとうに、すごい忍耐で受け入れて下さってありがとうございます。


あれから20年近くたって、ようやくようやく少しましな自分に成長しました。


今だから、見捨てられなかった有り難みがよくわかります。


若いというのは、どうしようもなくアホだったりするものですね。


私もこの恩を下の世代に還元していくことを約束します。


会長。☆


ほんとうにほんとうにありがとう。☆


どうか、お元気で。☆




そういう思いに満たされながら仕事をしていた。

時折、こっそり涙ぐみながら。















今日の仕事もあと一件で終わりかな?ってあたりでは、完全に忘れていた。


(´∀`)


(だってすることの段取りがいっぱいあってあせる)



そうしたら、久しぶりに久しぶりにある若いスタッフに頭にきた!


若いから、ちょっとワルで遊び人みたいな風に見せたい自意識が時に暴走して自分で制御不能になっているのは理解できる。


ただ、がっかりして、悲しくなって、ド頭にきた。



なめんなよ。。と。



顔には出してないけど。馬鹿馬鹿しくて華麗に無視した。


制御不能でピーヒャラなってるときは無視に限る。



その時。☆



買い物袋をぶら下げながら酒屋から出てきたサンダル履きの会長が浮かんだ。☆


微かに足元のおぼつかなくなった、でも昔のまんまの会長。☆


ひとりこっそりと、親のいないこどもたちへの援助とボランティアをしていた会長。☆





そうだ、この目の前のド頭にきたこの人は、若い頃の私だ。☆


感情の制御ができない若い頃の私だ。☆





ああ、会長。


今日、偶然お見かけしたのは、こういうことだったんですね。


あの頃の私を忍耐強く見守って下さったように、今度は私がそのような役割へと移行しているのですね♪


いつのまにか。


私は思うのです。


時々、過去の自分が浮かんでくると、いつも穴を掘ってでも入りたいというくらいの出来事ばかりなんです。


そう感じるということは、今の自分は成長しているという証かな?と。


ということは、更に未来に今の自分を思い出すと穴を掘ってでも入りたいと感じるでしょう。


会長もそうですか?



でも、今日はほんとど頭にきたんです(笑)


今もこのお手紙を書きながらまだもやもやしてるけど、きっとそのうちに許すと思うんです。


会長や皆さんから受けた見えない恩が私の中で生きてますから。☆


ほんとうに、恩というものは、過ぎ去った後にしみじみと理解できるものですね。


感謝のキモチしかありません。