神様は普通の姿で現れる。 | シン・135℃な裏庭。

シン・135℃な裏庭。

ブログの説明を入力します。

昨日、つけたテレビで久しぶりに宮城まり子さんを拝見いたしました。


宮城さんのことは、過去ブログでたくさんたくさんアップしているくらい好きというか、もう大尊敬しています。


当然ですが、宮城さんもブログにアップした子供たちも年をとりました。

「この頃は、私が死んだあとのことを考える。

残された子供たちが、同情ではなく愛されるように。

(少し実務の話がつづく)

そして、死んだら星になってあなたたちをいつも見守っているからねと、私、子供たちに約束してますから。(花のような笑顔で)」


爆笑問題のお二人が、どうしてこんなに芸術的なことをするのか?というニュアンスの質問をすると、


「あ か し。

私たちが暮らしたという証。」


何度も何度もあかしと繰り返していらっしゃいました。



ねむの木村って本当に素敵な場所で、無から憧れをカタチに変えていった宮城さんの壮絶な人生にはらはらといつもナニかが私の中心からこぼれます。


そしてYouTubeで宮城さんのインタビューを観ました。


「私が有り金を握りしめて、すべてなにもわからずに、ただ、助けたいというキモチだけで始めて一週間くらいのある日。
玄関に一人の見知らぬおじさんが立っていたの。
上がって隅々までゆっくり見学されていました。
そして最後に

「これは君が一人でやったの?」

と聞かれましたから、

「はい。」

と答えました。

「いい仕事をだね‥」

と、紙袋をポンと渡されました。

それはね、お金だったんです。

もうありがたくてありがたくて、

ああ、神様は今、こんな姿をして現れるんだと、
普通の格好をして現れるんだと思ったの。

あの方は、普通の人じゃない。

優しい人。

私にとって特別な人。

それから私、こういう人に何人も出会いましたから、とても恵まれています。


でもね、心の本当のキモチは、私は恵まれてない、辛い、なんでこんなことはじめたんだろうと思っていた時期もあるのよ。(また、花のようにほほえむ)」



ちなみに、このフラりと顕れた神様は、伊藤忠兵衛さんです。


伊藤忠の二代目の方らしいです。(この時は、宮城さんが子供たちが寝静まった後にこっそり仕事に出かけようとした時、冬の寒い廊下を四肢不自由の子がはって追いかけてくるのをみて、暖かいカーペットを近所のお店のセールで全館に敷き詰めたそうです。転んでも怪我をしないように。それでも余るほどの寄付だったそうです。)


素晴らしい先代ですね♪

(この話ももっと詳しく過去ブログに書いてます)



お金ってね、愛です。


私もお金の学びがたくさんあるから、ゆがんだ発想に傾くけれども、お金ってね愛よ。


お金はナニかと比較するものではありません。

お金より愛とか。

宮城さんの活動、たくさんのこどもたちをひきとって暮らしていく、よりよい学びをさせてあげたい、絵を描くことを知って欲しい、暖かい布団で眠らせてあげたい‥


ものすごくお金がいるよ。


そして宮城さんはお金を稼ぐために、懸命に女優業もこなしていました。


お金ってね、愛だよ。


人助けがすぐにできるのよ。



ネットもそうですが、お金も、強烈にその人そのものの思い込みに偏る。

ネットをいわゆる最低の道具として使えばいくらでもそうなるし、そう思える。


お金もそうだね。



その人の価値観、思いにいくらでも染まる。


大きく持っている方を嫉妬して締め上げるのではなくて、こんな風な愛情の渡し方があるのだと、実際行われているのだと、美しい側面にもフォーカスすることは、素晴らしいことだと思います。


お金ってね、愛だよ。☆




*自分に言い聞かせております。









161103_082828.jpg






もうボロボロになった大切な一冊。

久しぶりに読み返してみようかな。☆