「知其雄、守其雌、為天下谿」(其の雄を知りて、其の雌を守れば、天下の谿と為る) | シン・135℃な裏庭。

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老子が女と言うとき、それは、男性よりも自然の導きに順(したが)いやすい女性的受容性を意味している。

創造は、一見、能動的行為に見える。しかし、真の能動性は受容性によってのみ生まれる。

たとえばエジソンは、発明のインスピレーションは、考えるのをやめた時にやってくると言っている。

インスピレーションは、自身が作り上げるものではなく、受けとるものだ。

だから、いかに大きな創造を生み出せるかは、いかに大きな受容性を生み出せるかにかかっている。

巨大な受容の極限で、偉大な能動性は生まれるのだ。

人間個々の未来というのも、受容の原理で形作られる。

実現していい意識次元に至った時、それ相応のビジョンがやってくる。

やってきたビジョンは、必ず実現する。

無理に描いたイメージは実現しないか、したとしたらその反作用を生み出す。

絶対幸福に必要なのは、いかなるビジョンを受け取れる心にあるかという、意識状態、意識次元にある。






『タオの法則』より。☆


千賀一生さん。☆