エネルギーを流すこと② | シン・135℃な裏庭。

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昨日の「圧」についてで、私が長年に渡り不思議で不思議でたまらなくて探し求めていた答えを「あ~そうかと」得たように思います。


どうしてこのうちは簡素で質素なのに、どこかまろやかなエネルギーにみちているのか?


なぜこれほど上手い下手に関わらず人が作ったものはこうもうっとりさせるのか?


なぜ子供は、身体を優しく撫で続けると安心して寝るのか?


どうしてこの人の書く文章は、人と同じことでも感動するのか?


なぜ握ったおむすびは美味しいのか?


なぜ歴史を感じる古い家や建物に花を咲かせると、こうも魅力的になるのか?


なぜこの人は外面の造形を越えてこんなにも魅力的なのか?


なぜすごい内装でキレイでも空間が死んでいるのか?


なぜ坂のある街やくねった路地道、古さと新しさの混在する街に芸術家が集ったのか?



などなどなどなど‥



私の長年の疑問はすべてこの「圧」により、1つの潮流にたどり着くことができました。


気になる人は、昨日のブログを読んでみてください。


昔、「指圧の心は母心~」というキャッチフレーズで有名な指圧師さんがいたんですが、(確か元気がでるテレビとかに出てた?)


そのフレーズが友達とふざけながら言いあうのとまたちょっと違う深いところに落ちていたんですよね。どーいうことだ?と。


(´∀`)


まさに、「圧」を加えることにより圧を加えた対象にエネルギーが流れていたわけです。


人はパンのみに生きるにあらず。


生きとし生けるものは、すべて生き物によって命を維持し成長していくのですが、それだけではないはずです。


この空間から、エナジーをいただいていている。

そのエネルギーは愛とも言うけど、漠然となるからエネルギーとしましょう。


で、そのエネルギーは水の流れと同じで高低があればあるほどダイナミックに流れる。


簡素で古くても、家人が手をかけ、磨いていたりすると、常に圧がかかり生き生きとしたエナジーが満ちる。


その反対に新しくゴージャスで汚れのつきにくい作りな外面を持つ家でも家人が圧をかけることなくいると、空間が死んだようになる。


ギャップこそ魅力。とよく聞くし、好きですが、これも、この人の中に高低差が強くあって、そこにエネルギーが常に流れているから‥とも言えます。


美人が美人になったってたいして心を動かされないけど、そうでない方(笑)、たいへんそうでない方(笑)たいへんであればあるほど(笑)美しく変容したとしましょう。そうすると、その「圧」の「高低」の差に物凄いエネルギーが流れていて、太刀打ちできないほどの魅力的な存在として輝く。


人見知りで自信なんて全然なくていつも物陰に隠れていたような人が、その隠しもっていた内的な世界を清水の舞台から飛び降りるつもりで、もう死んでもいいやというつもりで表現したとしましょうか。へたくそに。だけど、なぜか息を呑むほど、フリーズしてしまうほどの神々しさで涙が滲んでしまうこと、ありませんか?


なぜ佐藤初女さんの握ったおむすびを食べただけで心の病が治るの?


古い家や石垣なんかに美しく花を咲かせていると、うぎゃーと叫びたくなるほど身をよじるほどの美しさを感じていたのですが、これも古さと新しさという高低の差、圧がその空間に流れているとも言えます。


新築の建物との魅力の厚みは、先の美人の例えと同じ原理。




まあ、そういうことで、長年の「美」に対する届きそうで届かなかった疑問がやっとわかったのです。


手をかけるという、偉大な意味がよくわかりました。


指圧の心は母心。☆


圧という行為は、あなたの身体や心を通してエネルギー(愛)を流すことだったのです。


そしてそれが生きとし生けるものに生きるエネルギーを与えているのです。







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母子草に囲まれて、ワイン色のチューリップが花開きました。☆




指圧の心は母心♪





追伸‥佐藤初女さんが、お布団は重みを感じるものがいいと仰っていました。最近は軽ければ軽いほうが人気だけど、ある程度の重みがないと、人は不安で眠れなくなると‥これも「圧」ということなのでしょうね♪