水木しげるさん。☆ | シン・135℃な裏庭。

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先ほど、車内のラジオにて水木しげるさんが亡くなったとのこと。


水木さんはわたし、大好きで、ブログでもちょいちょい書いています。


思えば小学生の頃、兄が古本屋で見つけた『妖怪100物語』という本に兄と一緒に引き込まれて、、


あの凄まじい絵。☆


バックの密林なんかの点描画。☆


水木さんの世界観は、生きるということのグロさと畏怖、色気、摩訶不思議さ…


誰もがコマーシャル的な美しさを魅せる中で、異彩を放ち、強烈な魅力として君臨しました。


その作品もさながら、私がもっとも敬愛していたのは、そのお人柄です。

『奇人は貴人』


と、よくご著書に記されていた通り、


人を惹き付けてやまない愛らしく、不動感たっぷりの天然っぷり。


ほんと、お腹の底から愉快でした。


そのひとことひとことの哲学は唸るほど深淵で、

一番好きなのは


『総員玉砕せよ』です。

英雄として戦死した人ではなく、名もなく朽ち果てていった若者たちを弔った作品。


水木さんのこの優しさを私はいつも噛み締めています。


長い激動の時代のうねりを何度も味わった生。


本当にありがとうございました。


大好きです。☆