彼女の意外な弱点?長所? | シン・135℃な裏庭。

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最近は、どんどんどんどん完璧主義を要求されるような世相になりつつあるようで、若い世代は気の毒だと思うことがよくある。


完璧主義は他人へ向かい、向かう先は、自分より(下だと勝手に思っている)人々へ向かう。


会社にピカ一だと思っている入社二年目の女性がいる。


東京のJ大を卒業して、自ら志願して福岡へ採用早々からやってきた。


『もう、福岡大好きなんです~

魚とかほんっと美味しくてドキドキ


そろそろホームシックになる頃かな?という時期に、エレベーターの中で彼女は、心から初福岡の魅力を楽しそうに語っていた。


取り立てて美女というわけではないけど、こざっぱりとした彼女のなりは、この心の好奇心が反映されているように煌めいていた。


気に入った。。☆


『この街はいいとこですか?』


『あなたが前に住んでいたところはどうでしたか?』


『最悪でした…人も環境も…』


『では、残念ながらこの街も同じでしょう』



という寓話?がいつも私の中で渦巻いている。


『前のところはすごくステキでしたよ。こんないいところがあって…』


『では、この街もきっとすばらしいでしょう』




彼女は部門が違うところだったから最近まであまり絡むことがなかったけど、担当がかわり、最近よく一緒にやりとりする。


やりとりすればするほど好きになる。


伸びやかな好奇心を持つ彼女は、ものすごく共鳴音がよくて、ちょっとしたヒントを報告するだけで、すぐに行動に移す。

それは、普通の営業さんなら、右から左に抜けるような小さなことばかり。


小さいけど、押さえておいて欲しいやがて大問題に発展する“芽”の話しかしないのに…。


そんな彼女と仕事をしていた、試験的に作った什器を設置する仕事。


おっそろしく不器用だった…



(´∀`)



私もたいがいだけど、彼女は大きく上回っていた。☆



(´∀`)



結束バンドもとめられなかった。☆



東京の賢い大学を出て、優秀な営業マンとして、ぐんぐん育っている彼女。


たぶん、未来は本社へ戻り、女だけど要職につく人間だと思う。


帰りがけに、


『ほんとびっくりしたでしょ?私、自分でも呆れるくらい不器用なんです』


爽やかにそう言った。


『いや~~私よりひどい人も珍しいよね~

でもね、抜けた所があるって、いいんだよ~とっても♪

愛される。☆』



抜けた所は、神様が作った愛される谷。


私はそう思ってる。


その谷を色んな人がお互いに埋めあって、愛を与え与えられていくようになってんだろうな~と。

もちろん、彼女は私にはない頭脳で私をカバーして段取りしてくれている。


私は現場で結束バンドでとめる。


年は、息子にむしろ近いけど、不思議とウマが合う人だ。


話すと近所に住んでいる。


あそこのあの店きになってるんだよねー


ああ、わかります!私も気になってました!


じゃあ、今度、ふらっと飲みいこうか!


行きましょう!気さくなお店大好きですドキドキ



仲良くなるのも自然だな♪