女性タレントお二人が、時を同じくして“癌”であることを告知され、
御一人は天界へと旅立たれました。
私はお二人と親交があったわけでも、特に熱烈なファンでもありませんでしたから、ここで感情論は脇へ置いておきます。
“有名な”お二人。
そこにこそ、何者かの“無言の意図”が漂っているように感じているのです。
有名というのは、たくさんの人々に知れ渡るという宿命です。
御一人は、これから抗がん剤治療をはじめ、西洋医療の先端の治療を開始されるとのことです。
天界へと旅立た方は、その治療を拒否されてこられたと。
この選択はご自身の意思だと思われますので、そこは尊重します。
で、です。
私たちは“2つの選択”を同時に見せられました。無意識に。意識に。
まさに“二元論”の極みのように思います。
“名が知られる認知度”で計るなら、お二人は芸能界の頂点にいらっしゃいます。
食事や生活スタイルなど、相当気をつけて生活されていると見て間違いないと思います。芸風はどうあれ。
そういう基盤も含めて私たちに“見せられた”。
近しい親族の方は別です。
つまり、私が感じるのは
“二元論”の間に漂うもの。
そここそを、今回のお二方から突きつけられているように想うのです。☆
浅くみると、ちゃんと検診いかなきゃとか、最期まで気丈で立派だとか、
そうなるのでしょうが、
少なくとも、私には
『その間に漂うなにか』
それを見つめなさい。。☆
という宿題を出されたように想うのです。☆
