先日、面白い文を読んだ。
行動、思考を次元で表すという。。
2次元‥縦、横だけの世界。
3次元‥縦、横、高さの世界。
4次元‥縦、横、高さ、時間の世界。
まあ、厳密にどーかは科学者じゃないので割愛しますが、この文では、これを人の行動として分かりやすく説明されていたんですね。
混雑したお昼のビュッフェを例にして。
カレーと吸い物をトレーに山盛りに入れた前のおばちゃんが、突然振り返り、貴女にぶつかりカレーがぶちまけられた‥としたら?という。
あなたは、「ちっ!マジ、最低!おばちゃん、マナー悪すぎ!」
これが、3次元的な世界なんだそうです。
ちなみに、ここで突然、「あれとるの忘れた!」と振り返るおばちゃんは2次元だそうです(笑)
(気をつけよう‥。)
(´∀`)
じゃあ、4次元って?
おばちゃんが振り返ってもぶつからない、カレーがかからない距離をとる。
つまり、突然振り返るということを予測して行動するということらしいです。
マナーとは相手が悪かったとかではなくて、相手と私の距離を予測して対応していくこと、結果、それが摩擦や手間が少なくすむ生き方、考え方、つまり立体として生きている個々に時間をプラスして、「コマ」ではなく「流れ」で見る発想?
この発想がこれから大切であると‥
例えば、トイレを使ったあととか、洗面所を使ったあととか、次に使う人のことまで、またはお掃除の方のことまで考える?
そういうのが四次元的な行動だそうです。
改めて文章にされると、すごくわかりやすくて感心しました。
そして昨日、免許の切り替えに行ったんですね。
ビデオ講習の講師は、あの“中嶋悟さん”でした。
一般の二名の運転手と中嶋さんの目の動きがどう違うかという実験や、危ないポイントの回避の仕方等々。
超高速の世界で生きてきた中嶋さん。さぞテクニックがすごいんじゃ?なんて思うかな?(笑)
どっこい中嶋さんがしていたことは、
「よく見る」
「よく知らせる」
「恐ろしくゆっくりと確認する」
ほぼそれだけです。
それはすべて
上記の『四次元的な行動』でした。
こうくるかもしれないよ?
という間隔を必ず適切にとるのです。
そして、人がたくさんいる狭い道なんかは、
『できれば通らない方がいいよね~』
サンキュー事故が起こりやすい右折なんかの譲り合いは
『危ないから、大きなお世話はあまりしないほうがいいよね~でもさ、せっかく譲ってくれたんだから、のんびりいきましょう~』
と、焦らずマイペース確認(笑)
曲がり損ねたところは
『あきらめて次に曲がろうね~』
中嶋さんいわく、レースは、同じような性能の車、同じようなレベルの人間、スピードが同じ目的に向かって走るけど、一般道は、バラバラな車、バラバラなレベルの人間、バラバラな目的がひしめき合っているから、危ないんだそうです。
常にマイペースを崩さない距離感と、目配り、気配りの安定した安全運転は、
最も遠回りのように見えて、実は最速の走りなのかな?と、
その四次元的な運転を見ながら、
これはすべてに当てはまるのかも?なんて考えていました。
*そういう不動感漂う運転をする中嶋さんが、えらくセクシーだったと、最後に付け加えておきますね

(o^_^o)