そこに彩りや光の美があるかどうか? | シン・135℃な裏庭。

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ちょっと前に、某宗教団体の特集みたいな番組があっていて、1つ愕然としたことがあった。


あの地下鉄事件のね。


いろんな噂が錯綜する団体だったけどね、集中的に教義を聞かせる部屋の汚いこと汚いこと…。


その部屋の乱雑な汚さに注目した。


教祖は、幼い頃から目が少し悪かった。だけど全盲の施設に入れられたということ。



いろんな憎しみが渦巻いたんだろう。



ただ、身の回りを美しく飾ったり、清潔に保ったり、洗い立てのシーツで寝たり…


そういう経験を持つことがなかったことは、あの極めて不潔な乱雑さとそこの空間の彩りのなさが物語っていた。


そして、またテレビの話になるけど、


オーストラリアだったかな?


カンガルーに似た動物を保護する女性のドキュメンタリーだった。


車社会になり、母親が交通事故で死に、赤ちゃんやちびっこだけ取り残されてしまう悲劇がたくさん見受けられ、その女性は、その赤ちゃんを保護して育て、野生に返す活動をしているらしかった。


私がこちらで注目したのはね、


お部屋の優しい美しさと彩りだった。


たぶん彼女のお手製だけど、センスよくキルティングしたベッドカバー、クッションカバー、それからね、その動物はお母さんの袋に入って育つからね、そのおくるみ。


そのおくるみがね、柔らかく優しい肌触りと色と遊び心を取り混ぜたようなお手製おくるみ。☆


そこにふわっと入れてあげるのね~


何匹もいるけどね、みんな同じように優しくくるまれている。ゲージの中で“飼って”いなかった。


おしゃれな色調でね~


一匹一匹の性質を慈しむように語る女性。


新しく来た子を、


「まあ、ようこそいらっしゃい」


なんて、そのおくるみで優しく抱く。


自宅で面倒をみている。



上手く表現できないけど、こういうケアというものは、ほんとその生命体にとって重要なんだろうと思う。


肌感覚で得る愛情?


肌感覚で得る美意識?



これほど安心感を与え、心地よさを知ることって他にはないかもしれないな。☆


もし、上の団体の教祖がそれを知っていたら?







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