『ヒンズー教のシバ神のごとく数多くの腕を広げ
レッドマングローブの木々は泥の中に鎮座し
水だけの何もないところから、乾いた地を造る
その支柱根は四方に張り出しながら樹体を支え
水の底には微細な沈殿物が静かに重なっていく
創造と破壊を繰り返す世界の不可思議な理(ことわり)は
レッドマングローブの運命も見逃しはしない
新たに地を造るという役割をになうゆえに
この貴重な植物は本分を果たし消え去りゆく
ユージン・カプラン』

レッドマングローブって好きな果物です。
見た目、味は葡萄を少し薄くしたかんじですが、皮と実の境目がピンと張りがあって皮ごと食べられるから、最近、葡萄より好きかな?
そして何より、葡萄の半値くらいで買えるv(^o^)
そんな、マングローブはとっても面白い生態と進化をしているんですね~
まずね、競争力に乏しいから、他から身を守るため、劣悪な環境で生きています。
なんとね、海水!w(゚o゚)w
だけどね、塩分を排出して内部は塩が入ってこない仕組み。☆
で、熱帯とはハリケーン☆
そのリスクにもマングローブは進化させた。
根は地中に顔を出し枝はタコの足のようにたくさん伸びて泥の中に入り込んで支える。
上から下から茂みを造る。
ほんで、このこんがらがった茂みは、海水の流れと堆積をふわふわにしてあげて、浅瀬で過ごす生き物のおうちを提供する。
『すべての木々の母』なるマングローブは奇跡の進化を遂げていて、時間ないからこれまでにしますけど(笑)
その進化の素晴らしさにため息がでるな~

うっっっとり。

でね、この弱かったマングローブの奇跡の進化は先駆種とよばれるらしいんだけど
海水や陸地を自らの体で浄化改良し、少し底上げしてあげた場所には当然他の樹木が進出してくる。
そうすると先駆者であるマングローブ林は消えていく。
その姿を筆者は
創造と破壊のシバ神に見立てたんだな~

何気にスーパーで買っていたマングローブ♪
なんという壮大なロマン輝くエステードな生きざまなんでしょう。☆
今日は、敬意を表して帰りに買ってきます(笑)

うちのザクロちゃん
