近所に、中高一貫のお嬢様学校へ通っているお姉ちゃんがいる。
お姉ちゃんの弟と息子が同い年なために、小学校の時、2、3回遊びにきたことがある。
先に身長だけ伸びたような、細長く、色白で物静かなお嬢さん。
中学から私立だったために、あまり出会うこともなくたま~に路地道ですれ違うくらい。
さらに蒼白顔で、年頃だからか、常に気だるそうに見えた。
私は、田舎っぺだから、いまだにいまいち、その私立への情熱?みたいな世界がよくわからなくて(´∀`)
そういう話を聞くとなんだか異国の遠い話のように、ぼんやりとする。
この感覚は、地方の人ならなんとなく肌でわかるかな?(笑)
この感覚の違いこそ、都会のネズミと田舎のネズミって感じがしてる。
ほんでもって、お姉ちゃんと久しぶりに立ち話する機会があった。
まじかでみると、あの独特の気だるさはなくて、私の面白くない冗談にも笑ってくれたりした。
(´∀`)
『実は、学校、落第してやめたんです』
『……………』
『今、編入した学校が楽しくて☆
夜間だけど』
『ふ~ん、イヤやったん?』
『はい。もう、ずっっと代わり映えしないメンツがそのまま上がるんです……』
(一回、トラブルと辛いわね…)
『もう、途中から行くのやめて、進級のテストもサボりました』
『ふ~やるね~!今のところが楽しくてよかったね♪』
『はい!!(*^-^*)』
じゃあ、またね。。☆
蒼白くうっとおしそうなお姉ちゃんは、
えらくとんがった帽子をかっこよく被っていた。☆
たまには、暴れなきゃね。☆
ウフフ♪
お姉ちゃんの魂は、とんがって生きてみたかったんだろう。
なんか、かっこいい~