日曜美術館をぼーと見ていた。
画家の野見山さんの特集だった。
若い頃、画材屋さんで働いていた時に、何度かお見かけしたことがあり、
懐かしくもあった。
野見山さんは、福岡の糸島という所の海の見える場所に家を持ち、現在奥様がお亡くなりになり独り暮らし。
現在も現役だ。
毎朝、リビングの窓からポッカリと浮かぶ姫島を眺めるのが日課。
海と姫島だけが額縁に入ったような風景。
野見山さんは、姫島をモデルにした絵本を書いていらした。
シンプルすぎるお話。
島がみえる。
雲がやってくる。
雲が帽子のようだ。
帽子は島をすっぽり隠す。
行かないで――――!!
島に叫ぶ。。☆
今日、石井裕之さんのブログが終了した。
前に好きだったあるブログもなくなった。
春は異動の季節でもあるし、
人や生き物は足があるから
流れていく。
生き死にも同じ。
わかっているけど、さみしいね。
成長の為だ、仕方のないことだ。
だから、人は不動のものに安心するのかもしれない。
正確には不動ではないけど
少なくとも自分よりは命の鼓動が悠然としたもの。
大木、山、島、空、宇宙。。
それを見て、安心したいのかもしれない。
ずっと変わらずにそこにいて。☆
お願いだから。。☆
人は流れる。
だから、永遠を垣間見せるようなナニかを求めるのかな?
だから、芸術があるのだろう。