風がとんでくるよ。☆ | シン・135℃な裏庭。

シン・135℃な裏庭。

ブログの説明を入力します。




『たとえば、深夜の山で望遠鏡をのぞいていると

「空気玉」が見えるときがあります。


空気玉とは小さい空気のよどみです。


これがすーと飛んでくると、しばらくそれを追いかけるように風が吹き抜けていくのです。


この空気玉は、そこだけ空気の温度が違うのでしょう。


その周りの大気と温度の差があるので、屈折の具合で玉のように見えるようです。


空気玉が見えたら、周りの人たちに「風がとんでくるよ」と伝えます。


しばらくして、本当に風が私達の間を吹き抜けていくのです。


そういう経験をしていると、しだいに周りの人たちも空気玉が見えるようになってくるのです。


空気玉を見ることができるのは、


観察に没入して、自然と同化しているときです。

そういう瞬間には、


星空から音楽が聴こえてきたり、


動物がまったく怖がることなく寄ってきてくれたり、


普通では考えられないことが起こります。


今まで隠されていたその人の能力が目覚め、現れるのです。』





『生き方は星空が教えてくれる』より。



木内鶴彦さん。。