破壊した一枚の写真。 | シン・135℃な裏庭。

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しばらく前に、とある番組で見た一枚の写真が忘れられない。


私、ギャンブルとかゲームに、1ミリも興味がわかない性質のようで、


名前を覚えていなくて申し訳ないんだけど


そんな私でも、確実に知っていたお馬さんのこと。


バブル期前後くらいだと思うんだけど


国民的スターだった競馬馬


その馬と、彼女(たしかメスだったような?)を育てた人。


その馬は、スター街道ばく進中に


骨折をしてしまった。


骨折は、馬にとっての『死』


安楽死の道へ引き渡さなければならなかった。。

だけど、育てた人は納得できずに


自ら馬小屋にこもり


献身的な看病を始めます。


『狂気』のような献身だった。。


愛する馬と、一体になるように


彼はそこから離れることはありませんでした。


そして…


その時の一枚の写真。


うずくまる馬に、惚けたように寄り添うその人。

見た瞬間に、魂が凍りついてしまうほどの衝撃をうけたのです。


二人は、一つでした…


その人の表情は


すべてを出し尽くしきってしまってボケてしまったような


なにもない顔。。


枯れ草にまみれた地べたに


死を待つ二人は肩を寄せあうだけです


壮絶な愛が


これ以上ない…というくらいの優しい空気を漂わせていたんです。


壮絶と、優しさは一体。

あんな写真みたことない。


芸術とは、見えない美をなんとか表現するもの、とらえるものだという事を


また、教えられたような気がした…☆


フェイクじゃだめなんだ…


やっぱり、最後は


フェイクじゃあかん。


本物は、どこに届くかって?


魂に届く。


それだけは、ごまかせないんだ…☆