いろいろと。
自分が受けてきた、または、人が受けていた
いわゆる『民間療法』を
ひとつひとつ、記憶の中から呼び起こしておりました。
どれも、愛情なんですよね♪
『ちゃんと手をかけてくれた』
という、愛された記憶を一緒に引き連れて、
その施術は甦る。。
田辺聖子さんが、
風邪を引いたら、熱々のネギたっぷりのきつねうどん♪
って、ご著書に書かれていて、
小さい時に、そうしてもらっていたから♪
みたいな事を、愛らしく表現されていました。
民間療法って、手のひらみたいな感じ?
痛いとこをさすってもらったり、
眠りに落ちるときにトントンしてもらったり、
痒いところを撫でてもらったり。。
手当てって言葉ね、
あれは、本当に手のひらから癒しの力が出てるそうなんです。
すごいでしょ?(笑)
お薬みたいな即効性はないけどね、
ずっと後々まで、効く愛のおくすり。ね♪
その記憶が、その人の土台を支えているのかもしれない。
大好きな宮城まり子さん。
寝たきりのお母さんが
声をかけてくれていたような事を
知らないうちに、自分も言ってるそうです。
『暑いから、おぼうしをかぶっていくのよ』(宮城さん)
『八郎ちゃん。(宮城さんの弟)
外は暑いから、おぼうしを
かぶって。。』(お母さん)
愛は、身体で覚えた記憶をたどって
時空を越える。。。
それが、伝承なのかな?
なくしてしまうのは、
しのびないね♪