けんちゃん…☆ | シン・135℃な裏庭。

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知人から聞いた忘れられない実話。。


知人が小学生の頃、


近所に けんちゃんという


少し下の友達がいたそうです。


時々、遊びにきていた。

けんちゃんは


ある日、脳の病気かなんかで、


手術をしました。


頭に大きなキズを作っていて


学校にも、なかなかこれないようになっていました。


けんちゃんは、


それから何度も手術を繰り返していたようで、


頭は、キズだらけで


反応も、少しぼんやりとしていたように思う。


と話ていました。


ある夏休み、


玄関で母親と友達の声がしたので


出てみると、


けんちゃんが、ぼんやりと遊びに来ていて、


母親は、


『忙しいから。。』と


あげるのを断ったらしいんですね。


自分も、正直、どう遊んでいいかわからなくて


何も言えなかった…って。


けんちゃんは、


ものすごく悲しい顔を一瞬して


帰っていったそうです。


それから、何日かして


けんちゃんは、旅立ちました。。







知人は、今でも、


あの日の、


ボコボコの頭のけんちゃんを


忘れることができない…

と、涙を浮かべておりました。。




『皆、気持ち悪がって、


いじめられたりしていたよ…』





笙という楽器があるそうです。


笙には、なぜか音のでない穴が1つあって、


どういう訳か、


その穴がないと、他の音が上手くならないそうなんです。


笙が奏でる音は、


宇宙のリズムを表しているといわれていて


理屈ではわからないけど

その、ならない穴も


必要なんだそう。。




時々ね、


けんちゃんのような子供、


いるでしょ?


けんちゃんは、ならない穴の役目を


果たしているのかな…☆

なんて、思うんです。


誰も、そんな地味な役、やりたくないでしょ?


『私が引き受けましょう』


なんて、すごい男前な魂の人だったのかもしれない…☆


と、笙のお話を聞いたとき、


そう感じたんだよね♪



そろそろ、


この笙的な視野で


物事を見つめていかないと


イジメとか、大人も子供も


なくならないね…☆



高低があるから、


愛は流動するらしいし♪

低の人は、実は高かもしれないし♪





ね(*^-^*)






7777-blueさんのブログ-130303_102603.jpg




藤城清治さん


天使の贈り物(絵)