小さな贈り物☆ | シン・135℃な裏庭。

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もう、何年も前。。


子供が、公園で出会って仲良くなった兄弟ふたりが


よく遊びにきていた。


確か、お兄ちゃんは2年で、弟は、4、5さい。

二人はいつも団子のように仲良くて


お兄ちゃんは、幼いながら弟の面倒をよくみていた(*^-^*)


ウルトラマンのゲームをしていて


怪獣が登場すると


「こわいよ~~(ToT)」


と泣く弟を、抱き締めてあげたり(笑)



そんな、二人だったけど

いつも、お腹をすかせていた…


何か作って食べさせると

ガツガツ、もりもり


お菓子を出すと


粉まで、かき集めて食べていた。。


聞けば…


「罰と称して」ご飯を食べさせてもらえなかったり


一晩中、家の中に入れてもらえなかったり…しているらしかった。。



一度、仕事へ出かけようと支度をしていると


真っ青な顔のお兄ちゃんが来た…


「なんでもいいから食べさせて…」


2日近く、何も食べてなかったらしい。。


私は、急いでいたので


とりあえずあった菓子パンとジュースを持たせた。





ある休みのお昼ごろ、二人はやってきて


やはり、お腹がすいてたまらない様子だったので

サンドイッチを簡単に作ってあげた。


パンの粉まで食べていた。。


二人はにっこりと仲良く美味しい美味しい☆と言ってくれた。。



そして三人で外に遊びに行ったので


片付けをしていたら


弟くんが、玄関に1人立っていた。


どうしたの?


と聞くと、照れくさそうに


後ろ手から、小さな小さなお花を出して



「はい。(*^-^*)」


と、渡してくれた…☆


え?私の為に?とってきたの!?


と聞くと、


「うん♪(*^-^*)」


と、キラキラの瞳で答えて、どっかに遊びにいった。


胸がつ~んとなるほど嬉しかった♪



その後、


彼らは、いつの間にか、引っ越ししたようで


こなくなったけど


今も、道に咲く小さなお花を見ると


あの兄弟を思い出します。。










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逞しく生きなきゃいけない境遇だけど



あの時のピュアな気持ちを忘れないでね♪




らぶ(*^-^*)