もう、何年も前。。
子供が、公園で出会って仲良くなった兄弟ふたりが
よく遊びにきていた。
確か、お兄ちゃんは2年で、弟は、4、5さい。
二人はいつも団子のように仲良くて
お兄ちゃんは、幼いながら弟の面倒をよくみていた(*^-^*)
ウルトラマンのゲームをしていて
怪獣が登場すると
「こわいよ~~(ToT)」
と泣く弟を、抱き締めてあげたり(笑)
そんな、二人だったけど
いつも、お腹をすかせていた…
何か作って食べさせると
ガツガツ、もりもり
お菓子を出すと
粉まで、かき集めて食べていた。。
聞けば…
「罰と称して」ご飯を食べさせてもらえなかったり
一晩中、家の中に入れてもらえなかったり…しているらしかった。。
一度、仕事へ出かけようと支度をしていると
真っ青な顔のお兄ちゃんが来た…
「なんでもいいから食べさせて…」
2日近く、何も食べてなかったらしい。。
私は、急いでいたので
とりあえずあった菓子パンとジュースを持たせた。
ある休みのお昼ごろ、二人はやってきて
やはり、お腹がすいてたまらない様子だったので
サンドイッチを簡単に作ってあげた。
パンの粉まで食べていた。。
二人はにっこりと仲良く美味しい美味しい☆と言ってくれた。。
そして三人で外に遊びに行ったので
片付けをしていたら
弟くんが、玄関に1人立っていた。
どうしたの?
と聞くと、照れくさそうに
後ろ手から、小さな小さなお花を出して
「はい。(*^-^*)」
と、渡してくれた…☆
え?私の為に?とってきたの!?
と聞くと、
「うん♪(*^-^*)」
と、キラキラの瞳で答えて、どっかに遊びにいった。
胸がつ~んとなるほど嬉しかった♪
その後、
彼らは、いつの間にか、引っ越ししたようで
こなくなったけど
今も、道に咲く小さなお花を見ると
あの兄弟を思い出します。。

逞しく生きなきゃいけない境遇だけど
あの時のピュアな気持ちを忘れないでね♪
らぶ(*^-^*)