魔法のほうき☆ | シン・135℃な裏庭。

シン・135℃な裏庭。

ブログの説明を入力します。



彼女の働く病院の地下室に


「緊張型分裂症」


という難病にかかった少女がいました。


何の反応もせず、ただ暗い地下室のベッドにうずくまっているだけ…


(回復の見込みなし)


世界から見放され、一言も話さず


胎児のように丸まったまま。。


可愛らしい顔は


やせ衰えていくだけ。。


彼女は、毎日、少女の個室の廻りを掃除しにやってきました。


彼女は、少女になにかしてあげたかったのですが

食事もドアの下から、ほうきの柄で押しながら入れるという状態だったので


何もしてあげることは


できません。。


そこで、彼女は


そこを去る時に


ほうきの柄で




(ねえ。。あなたはひとりじゃないんだよ…☆


少なくとも、ここに気にかけている人間が


ひとりいるんだよ…☆)


と意思を伝えるつもりで

優しく、少女をつついていました。


掃除のおばさんができることは


そのくらい…


ほうきの先ほどの小さなこと……


だけど。


毎日毎日、続けました☆

何週間かたち


小さな変化が訪れます。

死を待つ少女は、


自分でご飯をたべました。


そして、その後も


自分で座れるようになり

おばさんとお話するまでになったのです☆



ゆっくりと☆


彼女はお医者さんも


奇跡☆というほどの回復をとげました。


少女の名前は……
















「アニーサリバン」



そうです。


ヘレンケラーの最高の先生☆





ヘレンケラーと、サリバン先生を生んだのは



ほうきの先ほどの



小さい愛情…☆



だったのですね~




(こんなことして、報われないわ…)



と、思ったときは


掃除のおばさんの


小さな愛情を思い出すと

いいかもしれません(*^-^*)


報われないとか、報われるとか


越えた…


ただの愛情☆



ステキな話です。。