さあ!
1週間未満(予定)の人生初 入院生活が始まりました。
わたし、ほんっっっとうに丈夫な人間で
怪我は人一倍やらかすけれど
病気も入院も手術もしたことがない。
胃腸炎ノロ溶連菌はじめ、大きいのだとインフルコロナなどの感染症もかかったことない。
風邪をひくと咳喘息に移行すること以外至って無事なつくり。
ちなみにワクチンしても発熱ゼロ……もはや
人ではなくロボヒップなのかも🍑🍑🍑💪🏻
今回は全麻を伴う外科手術があるため入院。多分数日で出られるらしいヾ(*・ω・*)ノ
外科手術の内容は
胸にできた腫瘍を取り除く、です。
胸にできるもののうち1%未満の確率の腫瘍らしく、現代医学ではザクっと手術で除去する他に策がないらしい。
放射線治療で小さくする、とかできたらいいんでしょうけど。
「しかし物は考えようで、手術をすれば一瞬でスッキリ確実になくなるんだよ」とDr.の言うのもなるほど!ですよね……
この腫瘍
短期間で急に大きくなる特徴があるといえ
相当大きく育ててしまったみたいで
外来の先生も執刀担当の先生も少しびっくりしてました。
発覚は昨年秋、ドックのマンモ。
要精検のハガキには「ガンの疑い」とあって
何故か知らないけどわたしは、
『いや、ガンのはずはないな』
と直感的に思いました。
(素人判断ダメ!ゼッタイ!)
胸のガン感触の独特さを、素人ながらに知っていたからでしょうか。
親戚が亡くなったことも、加えて昔、柳美里さんの「余命」という小説を読んだ衝撃も、自分なりに意識付けできた理由ではあると思います。
これはガンではない違うなにかだわ、と思いました。
直ぐに行かなきゃいけないけど、
なんとなく先延ばしにしつつ諸々調べ、病気の予想を(勝手に)たてる。
万一、直ぐに入院!治療!となったら休めない……いや、権利上は休めるけど、周囲に多大な迷惑をかけるのを避けたい。
うん、これだな。
とヒットした予想の病状を頭に入れる。
(素人判断ダメ!ゼッタイ!)
局麻でその日に帰れる病院もある♪
ただ……腫瘍が大きいと全麻じゃないと無理みたい。。。
悪いケースのほうを考え、冬の休みを使ってやっと呑気に近場の病院へ行くと
予約が数ヶ月先まで入ってる!!!!!!
なんと!
受診すべき科はどこの病院もいっぱいでした。やっぱり、ガンの治療だったりが多いらしい。
白くなっていると、断った病院の受付さんが「ここにあたってみるといいですよ」と他院のチラシを添えて紹介してくれました。
電話するも、玉砕!
またも白くなっていると、電話先の受付さんは「どのような経緯で受診を思い立たれましたか?」と聞いてくれ、説明。
「それでしたら、早いほうがいいですよね。ドックを受けた病院にまず当たってみるといいかもしれません」
そうなのか……総合病院はいつも混んでて面倒なイメージなんだよな……(ケガでお世話になる時とか)なんて罰当たりなことを思いつつ、連絡入れてみました。
(ここまでパスを繋いでくれた2つの病院の受付さんに感謝です( ᴗ ᴗ)”)
「うちのドックでということですね?」と確認され(ここが大事らしい。他院の場合には必要なプロセスが、省けるみたい)、
すぐは無理だけど、と、3週間ほど後に受診予約を入れてもらうことが出来ました。
受診日、ハガキをDr.に提出。
ドックの時のデータが手元にきているらしかった。
触診した先生は秒で判決。
自分の調べていた病気でした。
(運良かっただけ。素人判断ダメ!ゼッタイ!)
大きいねぇ!このくらいだよ!と手で卵を作った先生から
「僕の経験上、多分良性だと思う。これから針生検したものを検査に出すと大体は確定する。でも最終的にハッキリするのは除去したものを検査にかけた時。そこで悪性や境界性だったとなると、転移とか再発を繰り返すことになって、これはガンではなく肉腫扱い」
見た目は巨大な注射器、しかし使い方も音のインパクトもこれは銃でしょっていうやつでバチーン!と組織をとってその日は終了。(調べてたのでビックリしないですんだ)
10日後に結果を聞きに来るように、とのことでした。
10日後。
「やっぱり針生検の結果も同じでした。小さかったら様子観察だけど、これは切るしかない。急ぎではなくていいです。全麻で切除手術だから1週間弱の入院が必要です」
…………やっぱりかーーー!!!!
いまは1月、これから怒涛の年度末、これまで以上に1週間の不在は無理に決まってる。
「で、いつ切る?ヾ(*・ω・*)ノ」
「ダメ元ですが……あの……夏休みじゃ、遅いですか?」
「全然いいんじゃない(あっさり)?あっ、でも、良性じゃなかった時は責任取れないから僕からは言えないかー」
「いやーそれは説明を受けての自己判断自己決定だから自己責任de...」
「じゃあいいです!夏に切りましょうね(^ ^)7月になったらまた予約取って、来てください。日を決めたり、術前検査したり」
半年の猶予が出たので、更に大事に胸の中で育てることに……
7月上旬、もし希望を聞いてもらえたら入院はいつからがいいかよくよく悩んだ上で通院。
(仕事の都合の次に大切なこと→8.05・8.06の振り🍑ファイナル!不謹慎な話かもしれないけど、わたしにとってこれは生きる望みなのでなんとしても参戦したい)
「いつ切ります?ヾ(*・ω・*)ノ(開口一番)
ここの週がいいなってありますか?」
先生のカレンダーを借りて希望を伝えると、多分大丈夫との返事。
手術前日から入院、日が決まるのは希望週の前週に電話を入れますということでした。
「じゃあもう今日、入院前の検査と問診していっちゃいましょう。何回も来るよりそのほうがいいでしょ。じゃ!」
身体測定、採血、血圧、レントゲン、スパイロ、心電図などを院内を行き来して、合間に沢山の問診に回答。
スパイロ以外は普段、健診で行うものばかりでした。そしてわたしはスパイロがとても苦手です(> <)。咳喘息の治療の時によく測るけど、苦しすぎる。風邪はひいてなかったのでだいぶこの時は楽でした。
検査を終えてDr.の元に戻る。
「問題ないですね、手術できます。血液検査は時間かかるので、もし何かあったら電話しますので。じゃあ前週の電話待っててください」
それから思い出したのか一応帰り際に「あ、その後、切るとこに変化あった?」と聞いてくれましたがもちろんわたしにわかるわけなく……「多分、なんにも」「ですよねー」で終了。
その後、入院の事前説明もしますとの話で、担当の窓口へ。丁寧な一連の説明に加えて部屋の希望やアメニティの紹介まであり。手術と入院に必要な記入書類も説明の上渡され、体温記録表も渡され、本当にあとは当日来たらスッと入院できるようになってる……
これは入院そのものがそういうものなのか、
総合病院のスマートさなのか、
入院したことのない自分にはわからないけど、いろいろ大変だろうと身構えてた身としては「わぁお( ॑꒳ ॑c)」でした。
日を決めて帰って来れると思っていたので午後からの勤務が間に合うかドキドキしたものの、診察予約時刻から2時間程で帰れました。
これ、人も設備も揃った総合病院ならではなのかも。やはり、でかい。すごい。
そして入院決定日の電話をもらい
「ちょうど1週間後ですね、今夜から体温記入をお願いします」
『だよね……体温表が1週間前からの測定だもん、電話の日(水曜)より前の曜日になるわけないかー………』
水曜入院の木曜手術、日曜に退院できるかなー……火曜に全員で浜通りまでの出張があるから前日の月曜からは仕事行きたいんだけどなー……最悪月曜は無理でも火曜には間に合うかな、大丈夫かな。
考えたって仕方ないよ、です。
まあなるようにしかならないんで。
と
こんな経緯で入院を迎えましたの備忘録。
入院初日は
単なる待機のための日!
何もしてないのに
ご飯はやってくる。
この罪悪感……(^_^;)
きっと、配膳の仕事をひとつ挟むから普段の仕事の食事は紛れてたけど、
ご飯屋さん以外で、座ってるところにお膳が来るのってわたしは無理かもしれない……
シャワーの終了時刻は15:00までと短くて
予約の取り方を教わって使う。
入院後すぐ聞くのかと思っていたDr.の術前説明は、4時間半も経ってからでした。
(説明に家族付き添いを付けなかったので、Dr.側の都合に合わせられてたのかも。もし付き添い付けてたら迷惑かけるとこだった)
てっきり、初めに診断したDr.が執刀するのかと思っていたら
初めましてのDr.でした……
今までの先生もスッキリさっぱり合理的で普通に有難かったけど
主治医となるDr.は、さらに有難みを感じました(*ˊᵕˋ*)
前の先生の良いところプラス
やさしい!そして多分この方は仕事ができる!というのがすぐに見える方でした。
わたしもこんな人に憧れるなぁ
そうです、これも喜矢武さんに憧れている理由の一つ。
診てくれた先生に聞いていた説明と大きくは変わらないものの、聞きたかった部分を短時間で分かりやすく話してくれました。安心できるような説明の仕方でした。
安心させるって、「大丈夫ですからね」のワードももちろん大切だけど、ワードそのものが大切なわけではなくて、相手がどれだけ理解して不安をなくせるかが大きい。それをわかっている方の説明の仕方でした。
これは勉強になる!
そう、入院が決まってから思ったことの一つに
わたしはこの機会に”される側”の気持ちを知ろう、というのがありました。
お世話をしてくれるスタッフさん一人一人から習うのです(^ ^)
この勉強はこんな機会でもないとなかなか出来ない!大切な体験です。
初日は何もすることがないと聞いていたのでいろいろ余暇のもの持ち込んでいたけど、
昨日は仕事で暑い中働けるだけ働きまくった疲れでなんとお昼前から眠気がすごくて……
読むのを楽しみに今月はまだ開けてなかった月刊小説誌は開けず(今日は逆にすぐ寝そう)
ダイヤモンドアートをすこーしだけ、ビーズがサラサラ音を立てないよう気をつけてやったくらい。
2人部屋の隣のおばあさんは、わたしと同じ明日が手術だけど、なんと1週間前から検査を兼ねて入院していてもう寝飽きちゃった!と話していました。そんなおばあさんがお昼寝始められたタイミングでビーズ始まったので、音を立てないように緊張してたら眠気とびました(^_^;)
夕食をとってから本を読んだりiPadさわったり、30分くらいうとうとして気づいたら消灯の15分前……明日は手術なのでよく寝てくださいね、看護師さんは少し早めに消灯していかれ……
どうしよう。
今日、キャンCan Channelなんだが……
灯りがうるさかったらやめよう……
おばあさんは寝てる( ‐ω‐)b
今日ベッドの上でみてしまうと、いい思い出にならなそうで悩む。
けど
最終的には……『無事によくなって8.05,06喜矢武さんに会いにいくんだ!』と、モチベーションを持つために見ることに決めました。
いやーこれが消灯後にスマホ触ってて怒られるかも、な人の気持ちか~(学習中)
iPadでは光が大きくなってしまうので
スマホをとにかく布団にかくして。
観始めると秒で何もかも忘れて幸せになってしまうのが喜矢武さんのちから!すごいパワーよᕦ(ò_óˇ)ᕤ
今日はマジックを習う日。
たのしかったー!!!!!!
喜矢武さんは観る人を精一杯楽しませてくれる。
しかも、自分も楽しむことを忘れないし、お客や周りへの配慮も自然。
そんな毎度思うことをまた今日もかみしめました。
こんな機会を月に1度提案してくれた
トミーにも感謝です(*˘˘*)
なかなか寝れなかったけど
無理やり寝ました。23:30。
1日目はおしまい。
縁起的にどうなん?(^_^;)テルちゃんはww