長年バイオリンを弾いていて思うこと。
その人の演奏はその人にしか出せない唯一無二のものだから取り繕うが何をしようが、演奏に全てが出ると言うこと。
今まで見たもの、経験したこと、どれもが今の演奏に繋がっているのです。だから日常から出来るだけ良い音楽を聴いて、素敵な物を見つけたり、心ときめく経験をしてほしいなあと思います。旅に出るも良し、美術館で絵画に触れる、自然の中で過ごす、美味しい物を食べる。なんでも良いです。五感を刺激して想像力を膨らませることが大事だと思っています。
昨日偶然、留学時代の友達からロンドンでアンネゾフィムッターのコンサートに行ってきたと写真が送られてきました。羨ましすぎるー
留学して良かった事は、こう言った芸術関係のイベントが毎日色々なところで開催されていて、気軽に触れられたこと。心踊る経験が沢山出来た事かもしれません。
もちろん技術を上げるのは大事な事ですが、
本物、上質な物を知ることも、
音楽をする上で必要な事かもしれません。
本質、本物を自分で見極める審美眼を養う。これもレッスンで心掛けていることです。
昨年は生徒さんに声を掛けてバイオリニストイザイが弾いていたグァルネリジェスの演奏会に行きました。ストラディバリに並ぶ世界のお宝の音とはどんなものか? バイオリンを弾くからにはやはり聴くべきものだと思っています。
これからも機会があればお誘いしていきます。

