塾について・・・
私はずっと公立学校の教師をして参りました。
塾といいますと、どちらかというと「敵対していた」という立場だったのでしょうか。
私のイメージの中に、「塾は点数を取ること、受験テクニックを教えること」に、汲々としている。という偏見があったのかもしれません。
それに対して、我々は公立学校で「人間教育をしているんだ。」という自負があったのは確かです。いわゆる「生徒指導」ってやつです。
しかし、今や塾は多様化していて、公教育ではまかなえないものを担っているといっても良いでしょう。
その背景には「公教育の崩壊」があります。なんでもかんでも人生の一切を学校が面倒見切れるわけがありません。出来ないことはできない、でいいんです。
公教育崩壊の原因は、広く一般的に言われているものとは違う真実があります。
教員の質の低下とか、モラルの低下とかではありません。本質は・・・
モンスターペアレンツの増加は一部真実をついているかもしれません。(笑)
これについては、、マスコミの責任が大きいといえます。
このことは教育界だけではありません。
とにかくマスコミがよってたかって「先生」と呼ばれるものの権威を喪失させてしまった、あげくの「実態」が
今の政治不信、医療不信、教育不信です。
「せんせいと呼ばれるほどの馬鹿じゃない」という川柳がありますが
とにかくマスコミは「せんせい」と呼ばれる人達のちょっとした言動を大げさに徹底的に叩くことで、権威や信用を喪失させてしまいました。
いわく お医者さん 学校の先生 そして代議士 です。
今、産婦人科の医者がとても少なくなっているそうです。裁判が多くてとてもじゃないがやってられないらしいですね。大臣はちょっとした言動ですぐに辞めさせられるし・・・まあ確かにとんでもない医者や教師や政治家はいますが。
その結果の混乱に対してマスコミは責任を取りません。責任はあくまで政治家や医者や学校に取らせて、まちがった意見をあおった責任や世の中の風潮をリードした責任は一切取らないのがマスコミです。「いじめ自殺」の問題がクローズアップされたとき、我々教師は大変苦労しました。つまり「自殺=いじめ=学校側の隠蔽」という図式に何が何でも持って行こうとされたからです。
マスコミの裏側には、スポンサーの意向や、「売れてなんぼ」の精神があるのですが、
そんなことはおくびにも出さず、ひたすら正義を唄って大衆をコントロールしています。
そんなマスコミを追求する機関も場所も、我々大衆の前にはあまりありません。
ひたすらマスコミが、政府や病院や学校の落ち度を宣伝するばかりです。
話がそれてすいません。マスコミの良い面ももちろんたくさんありますから、誤解しないようにしなくてはいけません。
ともかく、そんなこんなで、教育、特に公教育に、あまり信頼を持てなくなった人達が多くなり、私的な学習の場、塾や○○教室とか習い事、文化サークルや専門学校などに、個々の価値観で自分にあった学びを求めて通う・・・という時代がやってきています。 つづく
九大学舎 塾長 より 福岡県糸島市
塾の入っている建物の写真をアップします。
興味ある方は是非 連絡してください。
メール kyu-gaku@muse.ocn.ne.jp