ぼくは、ゴキブリを、食べることはしない            (*)

でも、コミニュケーションを取ることは下手だ

 

それは、自他ともに認める

間違いのない事実

 

曲がったことは、キライ!

自分流のやりかたにこだわりがある

 

(自己保身だけの上司には、猛烈に反発を感じる・・・)

( 好きな女のためには、死んでもいいと思う・・・)

 

好きなことばは、一途な「愛」

好きなことばは、徹底抗戦する「正義」

 

まるで、昔のヤクザ映画だ

なくなった「健」さんが、よろこぶかもしれない

 

だが、本音をいえば

好きな役者は、武田鉄矢

博多の祇園山笠の心意気

足がみじかく、ぶかっこうな正義が好きだ

 

(現実が、ぶかっこうで、何が悪い・・・)

 

 

 

社内アンケートを見れば

まちがいなく要注意人物!

 

(そんな、ぼくは、すでに、時代遅れの「平手造酒」か・・・)

 

面白きことなき

世を

面白く・・・                 (**)   

                 

そんな流暢なことは、いってられない

(斬って、斬って、斬りまくってくれる・・・)            

 

クビになることは

なかったが

一度は、会議室のソファを蹴り倒したこともある

 

 

 

そんな

ぼくが

追い詰められている

(たぶん、追い詰められている・・・)

 

 

最近になって

ぼくは

地道に「希望」を考えるようになった

 

裂かれた「木」を

気づかい

手当をするひとがいる

 

「枝豆」や「秋きゅうり」の赤ちゃんに

喜びを見いだし

生きていくひとがいる

 

そんなひとがいるのに

このぼくは

何をしているのか

 

(別に、弱気になったわけではない)

 

東北の

深まる「秋」の風景

送ってくれるひとがいる

 

美しい!

 

でも、それで終わって

それで、終わって

「いいね!」を押して

それで、いいのか

 

(ぼくは、いったい、何をしたら、いいんだろう)

 

そんなことを

考え始めたら

わけが、わからくなってしまった

 

 

 

最近、「希望」について

考え始めている

 

まずは、身近なところから

と思っていたら

気が付いた

 

日頃の

見慣れた生活の隅々にまで

得体のしれない「力」が働いている

 

行ったこともない国でつくられた

製品に囲まれ

食べるものも

会ったこともないひとが

つくりあげたもの

 

使っているものも

こわれたら

自分でなおすことはできないし

蓋をあけても

仕組みはわからない

 

 

世の中は、わからないことだらけ

そう簡単に「希望」は見つかりそうもない

 

たぶん

思ったより、根が深い!

 

 

 

 

 

   (*)・・・知人によると、ある職場で、人の注意をひくために、ある人物が

              語ったという。

(**)・・・長州藩出身の高杉晋作が、同様な趣旨のことばを残している。

 

           10.30     2016