ひたすら一緒に居てあげたらいいんぢゃない?


彼と恋人同士になった、去年。
クリスマス、大晦日、新年、恋人になってすぐに訪れた、楽しいイベントが過ぎ、彼の誕生日が近づいた。


プレゼント?
別に要らないよ?
と、言われて、そのことを友達に打ち明けた。



ひたすら一緒に居てあげたらいいんぢゃない?
ずっと好きで、やっと彼女になったんだから。


馴れ初めを知る友達が言った。


なかなか長い時間一緒には居られないけど、
一緒に居る時は始終くっついて座るワタシ。


そんなにくっついて来なくていいよ。
と、笑う彼。
食べかけのプリンを置いて、腕の中に入れてくれた。温かい体温に、安心してしまう。


ひたすら一緒に居てあげるって思ってやってたのに、ひたすら一緒に居て欲しくなってしまった。

思うキモチも追い付いて、追い抜いてしまったんだろうな。


イベントもプレゼントも要らないから、ただ一緒に居たい。

『モノより思い出』車の会社の印象的なキャッチコピーを思い出す。

秋の空。
またすぐ温かい体温に触れたい。