こんにちは
福井色育インストラクター カラーリストChikakoです
先日、ある県の色育アドバイザーさんから一通のメールが届きました。色育2周年パーティに残念ながら参加できなかった方からでした。
育児サークルなどで色育講座をやる場合、2歳児1歳児となると、いつもわちゃわちゃになってしまうことが多い。
色育パーティのスピーチで話した『未就園児向け色育講座で絵本やボールなど身近なものを使って飽きないようにする具体的な方法』を教えてほしいとのことでした。
そして、いくつかご質問をいただきました。
以下質問全文引用
質問1)2歳児くらいですと、ママと一緒でも、だんだん落ち着きなくなって部屋をとびだしたり、走り回り始めてしまったりして、ママも子どもにかかりきりになってなかなか色育に集中できないシーンがよくあります。
一緒に出来るようなことをいろいろ考えて実践してはみるものの、いかんせん動きたい盛りの2歳児・・・なかなか難しいです。
アンケートでもよく「こどもが落ち着きが無くてちゃんと話が聞けず残念』のようなご意見をいただきます。
津田さんは親子講座やられてそんなシーンはないですか?また、そんな時はどう対処されていらっしゃいますか?
答え1)1,2歳児の親子講座をやってこういうシーンはいくらでもありますとも!あっちへ行きたいと泣き出したり・・・;;ぎゅっとくんカードを舐めたりクシャクシャにしたり・・・^^;だって落ち着いて会話ができる相手じゃないですもんね!そんな風になって当然です!
そんな時の対処の仕方は、答えになっていないかも知れませんが、好きにさせるです。無理にやらせようとはしません。その訳は、色育の伝えたい「集中力」「想像力」「コミュニケーション力」は強要してさせるものではないからです。また講座では、お母さんに楽しく色育を体験してもらい、おうちに帰って実践してもらえばいいのです。
しかし、そうならないように下準備はしています。
まずは、環境づくり。赤ちゃんたちなので和室やカーペットなど視線が低い場所で講座を行います。テーブルも低いものです。そして、その周りに子ども達のおもちゃなどを置きます。私は目を引くカラーボールやカラフルな紙コップ、それから美味しそうなおままごとセットなどを置いてます。
次に、時間はトータルで30分程度です。長くなれば長くなるほど親子とも疲れてしまいます。そして、一つのお遊びはせいぜい数分程度です。いくつも遊びのパターンを用意しておきます。例えば、カラーボールで遊ぶ、ぬりえで遊ぶ、おままごとで遊ぶ、食べ物の拡大コピーした物等々。
画像参照
これらを使ってぎゅっとくんカードと同じ色対応をします。アドバイザーの「いっしょの色はどれかな~?」の問いかけにお母さんと一緒に探してもらいます。大事なのは親子で一緒にすること!同じ色の物を持って来てもらって合っていれば「ピンポーン!リンゴは赤だね!よくできたね~!」と褒めてあげる♪
子どもの言いたいことを代わりに言う=言葉かけ(語彙数を増やす)=コミュニケーション力に繋がる
こういったことを繰り返し繰り返しすることで自然と集中力やお話を聞くこともできるようになってきます。
最後に、アドバイザーの経験値を上げる!これだけはやった人でないと分かりません。失敗を繰り返し次はこうしよう!といろいろ工夫をして講座を何度もすることです。緊張もするし、上手くいかなかったらどうしようと不安になりますよね。お気持ち分かります^^私も同じでした。アンケートに書いてあるお母さんのお言葉は教科書になります。大事にされてください。
次のご質問は「大人数向け色育講座の進め方」でお伝えします。
以上、私の未就学児色育講座の進め方でした。
是非、参考にしていただいて講座を楽しんでくださいね☆
また、感想をお聞かせください^^
遠く福井から応援しています!