以下ネタバレ注意
元の世界に帰還するも、唯ちゃんの安否の不安&鬼宿への恋心が募る。
美朱 兄、格好良いなぁ
受験生の時、雑誌の誘惑に負けてしまうのはいかにも年頃の子という感じがした。
優しく頭ポンポン、こんなお兄ちゃんが欲しかった
ポニテの美朱が可愛いし、ファッションセンスも良い
荷造りの為に美朱がリビングに来た時、テレビから「分かっていたはず」(ふしぎ遊戯の挿入歌)のイントロ部分が流れてくる
テレビ番組では親子の会話シーンが流れる。
歌いたがる少年。
恋愛ソングを歌いたい...精神年齢高し
少年は1番の歌詞が好き派、お母さんは2番が好き派。
余談だけど、私は1番派。
特にサビ部分を聴くと、胸が締め付けられる。
「好きになれば、なっただけ苦しい事。」
( 佐藤朱美 「分かっていたはず」1番サビより引用)
美朱も鬼宿に対して、同じ想いを抱いているはず。
会いたくてたまらないのに会えなくて...苦しい。
兄の制止を振り切り、再度天地書の中へと旅立つ美朱。
再会に驚き&ときめきを隠せぬ星宿。
ウェルカム&ウェルカムな柳宿さん。
想いを寄せる鬼宿は不在。柳宿さん曰く、お金儲けの為に田舎へ帰る為不在との事。
本の中では、何と3ヶ月の時間が経過していたとの事。
1年の4分の1経過とは、かなりの長期間...
鬼宿捜索についてきてくれて、お守りもしてくれる。
そして、鬼宿の想いを代弁してくれる柳宿さん、やっさし〜
美朱&鬼宿が再会して、ギュウッと抱き締め合う場面に心奪われた。
しかも、アップ&ドアップ、遠距離の3角度から見られる特大サービス
絵柄のタッチが淡くなる事で、ロマン&ドキドキが増幅。
鬼宿の体温と鼓動が、画面越しにドクンドクンと伝わってくる感じがする。
美朱になりたい1シーンだった
此処からは、本の読み手が美朱 兄にバトンタッチ
ところで、またまた余談だが作中に懐かしの平成アイテムが登場。
公衆電話& CDラジカセ。
前者は、平成の町でよく見かけた。
後者は私が10代の時、自室でよくCDやカセットテープを聞いていた
令和では殆ど見なくなってしまい、時代の流れと寂しさが疼く。
平成の終わりを、とっくに分かっていたはずなのに。
懐かしのアイテムが登場する場面を通じて、遠くなりゆく平成を感じられる事。
コレも90〜00年代作品の魅力の1つだと思う。
今回出てきた2つのアイテム。
知っている方は、出来ればずっと記憶の中に留めて。。
知らない方も、この機会に是非頭の片隅にでも留めて頂けたら嬉しいなぁ