神社へのお供えの基本は?

神社へのお供え物には食べ物の「神餞(しんせん)」と「幣帛(へいはく)」というものがあり、「幣帛」は主に「神餞」以外のお供え物の総称であるといわれています。

神様へのお供え物の「神餞(しんせん)」は、自然の海、山、川、野で採れる季節の旬のものをお供えします。地域により違いはありますが、最も大切といわれているお供え物はお米です。その他に水、酒、塩、餅、魚、野菜、果物などで、神葬祭や地鎮祭などの祭典の後には御神前にお供えしたものを関わった皆で頂戴し、神様のお力をいただく「直会(なおらい)」という行事があるそうです。

「直会(なおらい)」の語源は、「もとにもどる」であり、祭典の後の直会によりすべての行事が終了し、普段の生活に戻りますという意味があるそうです。

お供え物として多いのは、「初穂料」や「御神前」、「玉串料」などのお金。その次に「御神酒」。稲荷神社などに近所の方が、ワンカップのお酒に「お稲荷さん」や「あぶらあげ」、「お饅頭」をお供えする方もいらっしゃると思いますが、お金とお酒は神社の社務所へ、「御神前へお捧げください。」などと言って渡します。

お稲荷さんやあぶらあげ、お饅頭などをお供えする場合は置いてくるなどせず、お参りをしてから下げて持ち帰るか、直会として食べてから帰宅するとよいでしょう。お供えし終えて下げたものは、神様に供えた貴重でありがたいものとして、頂きます。これを「神人供食(しんじんきょうしょく)といい、神様と同じ食事を口にすることで、神様に感謝するとどうじに、神様の力を授かろうとするものです。そのまま置きっぱなしにするとせっかく神様からいただいたお力を置いてきてしまうことにもなりますし、鳥や猫などが置いていった食べ物を荒らしてしまい神社の方にも迷惑が掛かってしまうので注意しましょう。

ネットで調べました。御岩神社のボランティアの方達も同じことを言っていました。

「お酒をお供えするのはいいんだけど、そのままにしないでお下げしてほしい。」

「食べ物などは野性動物が荒らしてしまうし、餌場として覚えてしまう。」

「野性動物には神域だろうが関係ない。動物達は生きる為に餌を探すから。」

(御岩山の石の柱、ここにお供え物してそのままする参拝者がいる。)

(花園神社の奥の院も山中にある。食べ物などのお供え物はお下げして持ち帰るか、いただきましょう。)

(古峯神社の奥の院、深山巴の宿。ここも食べ物をお供えしてそのままだった。私も他人のことを言えない、私もそのままにしてしまった。反省しなければならない。)
(深山巴の宿の禊を行う川。ここにも龍神様にお供えした卵が水の中にある。画像をよく見ると、白い卵と茶色の卵が沈んでいる。)

お供えすること自体はいいことですが、お供えした物は持ち帰るか、いただきましょう。御岩神社の御岩山などの霊山では持ち帰ることです。

長くなりました。読んでいただき、ありがとうございます。

では...