何で突然思い出したのか分からないが、中学生の時の失敗を思い出した。


当時、あるアーティストが好きで毎日CDを聴いていた。

筆箱にもステッカー貼ったりハマりにハマっていた。


テレビでそのアーティストのコンサート情報などのCMが流れると、自宅の固定電話にクラスの仲良しだった女友達が電話してきてくれた。


「ほら!今CMに流れてるよ!」って明るい声で。


最初の方は私も嬉しくて「ありがとう!見たよ!」とキャッキャしていた。


その電話が3回目くらいの時、電話を受け取った母からかわる時に思わず、


「えっ、また掛けてきたの?」と私の声が漏れてしまった。


電話の向こうから「何度もごめんね、しつこかったね‥」と沈む声。


「ごめんね。教えてくれて嬉しいよ!ありがとう!」と、うわずった声で伝えるのが精一杯だった。


翌日から彼女とはギクシャクした。あたりまえ。

恩を仇で返した感じだし。


それ以来、人がしてくれることに対して敏感になった。悪口とかも怖くて言えなくなった。


失言をする私が、人のことを言えるほどの人間性でもあるまいし。


彼女を傷つけた失敗以来、言葉に気を付けるようになった。


「失敗から学ぶ」


きっと気付かない失言は今もあるかもしれない。


でも、ここまでの人生で人に恵まれてこれたのは、まぎれもなく彼女にした失敗から学んだことが生かされたに違いない。


でも、彼女を傷付けたことは変わりなく今でも思い出すと苦しくなる。


彼女への懺悔として、時々思い出して苦しむことにする。