懐かしい駒沢公園での思い出。
裏道にちょっとだけ駐めて(アイソトープ辺り)
犬と幼い子供2人を連れてブタ公園へ良く行った。
今なら直ぐに駐車違反で罰金かレッカー車よね。
35年以上も前の話だからごめんなさい。
この車も20年前に廃車になったしね![]()
私はダックスフンドのラッキーのリードを持ちながら
砂場へ繋がるトンネルに頭を下げて腰を曲げて入って行った。
その日は、雨上がりで地面はまだ濡れていたし、
トンネルの中にも水溜まりが出来ていた。
誰も居ないブタ公園は貸し切り状態。
トンネルの途中に1度、切れ目があり、またトンネルが続く。
息子たちは、手を繋ぎ合って私のうしろを
嬉しそうに話をしながら歩いていた。
トンネルの切れ目にさしかかった時、
左側に、トレンチコートを着た男性が立っていつのを発見!
私は驚いて、顔も見ず慌ててラッキーを落とさないよう
しっかり抱えて方向転換。うしろにいた息子たちを押し倒して
前に行き「早く来て」と叫んで逃げたのだった。
兄が弟を起こして手をひっぱり私のあとに慌ててついてきた。
「びっくりした!あんなところに男の人が隠れてるなんて」と私が言うと、
泥だらけになったズボンの2人が目を合わせて
「ママ、あの人はあそこで休んでいただけだよ」と落ち着いていた。
まだ、5歳と3歳くらいだったろうに。
「え?そうなの?だってママは女の子だからさ」と私。
いくら20代だったとは言え、2人の息子の母親だというのに。
冷静になってから、息子たちより犬が優先順位だったのか?
男子2人ならなんとかなると思ったのか?
咄嗟の判断が恐ろしくて自分が恥ずかしかった。
それから5年くらい過ぎた時、
その話をしたら、その時のことを驚くほど2人とも覚えていた。
「あの日から、ママを頼らず生きていこうと決めたんだ」
2人にそう言われ、この話しは笑い話になりました。
私の子育てのモットーは「自立した人間に育てること」で、
見事に2人とも早いうちに自立してくれました。
ありがたいことに、私は息子たちにわがままを言われたことがなく、
逆に私のことで息子たちには迷惑をかけっぱなしの人生でした。
息子たちは2人とも現在は40才を超え、私は60代後半に。
酷い母親。母親として失格だったと今は反省しかないです。
子は親を選べない。
強く逞しい心の持ち主に育ってくれた息子2人には
今、心から感謝しております。
息子たちよありがとう。そして、本当にごめんね。
母親をやり直せるものなら、
この車に2人を乗せて、あの頃にバックトゥーザフューチャーしたい。

