第六 せいとん夢を勝ちとろうはたくさんの本を持っていましたが、いちいち本棚に入れてよく整頓しておきました。それで夜は明かりをつけなくても、思うようにどの本でも取り出すことが出来ました。夢を勝ちとろうはいつも人に向かって、「どんなものでも、それを探す時のことを思ったならば、しまう時に気を付けなければなりません。入れるときに少しの面倒はあっても入り用の時に、早く出せる方がよろしい」と言って聞かせました。