バイトに出る時間が近づくに連れて 胃が痛くなる

トイレで吐く

口の中が酸っぱくて また気持ち悪くて吐く

涙と鼻水が溢れる

お店に着く

ちょっとトイレと 出勤のたびに吐く

そして平然を装い仕事をする

暗く 薄いカベで仕切られた小さな部屋

開店準備

受け付け

お客様をご案内

お客様と女の子 男の子と談笑

閉店

みんな 素人同然で始めた店

みんな挨拶と気遣いでカバーしていた

最初は来客数なんて 指で数えるものだった

数ヵ月して シフトを任されるようになる

女の子少ないのに オーナーから出せの出せので 女の子には平謝りで

それでも 出勤してくれた
当事は お客様に対しても女の子に対しても どうしたら 気持ち良くお店に来れるかのケアがなかった

ただただ みんなでのテンションと器量だけだった

野球で言うなら打順もフォームも守備もバラバラ

見た目野球だけど

試合にならない

ある日 向上を決意する